3人に1人がFacebook閲覧後に孤独感や嫉妬心を抱いていることが判明!
“Facebook依存症”“Facebook中毒”などという言葉があるほど、少しでも手が空くとついついFacebookをチェックしてしまっている人は意外と多いもの。
ところが、ドイツのフンボルト大学とダルムシュタット工科大学の研究者らが、600人のFacebookユーザーを対象に調査したところ、なんとユーザーの3人に1人は、閲覧後に孤独感や嫉妬心などを抱き、気持ちが落ち込んでしまうということが明らかになったのです。
■ネガティブな感情に陥る原因とは
孤独感や嫉妬心を抱いてしまうユーザーにその原因が何かをリサーチしたところ、以下のような回答が多く見られたそう。
・友人たちの楽しそうな休日の写真
・誕生日祝いのコメント
・日常生活の自慢話
・仕事の自慢話
調査対象の1人は、自分がもらった“誕生日おめでとう”のメッセージよりも、友人に寄せられた誕生祝いメッセージの数のほうが多かったことに、落ち込んでしまったのだとか。
皆さんも、友人に寄せられたコメントを数えて自分と比較した経験はありませんか? こういったケースは珍しいことではないのかもしれません。
■ネガティブな感情を抱きやすい人とは
このようなネガティブな感情を抱きやすいのは、Facebookカウントを持っているにも関わらず、自分がアップデートすることはほとんどなく、他人の投稿や写真をチェックしているだけの人に多いことも判明。
しかし、研究者らによると、いつも楽しく幸せそうな内容ばかりを投稿している人は、自分をより良く見せようとしていることが多いのだそう。だからこそ、自分がとても劣って見え、他人がとても素晴らしい人生を送っているのだと錯覚してしまうのです。
いかがでしたか? もしこれに当てはまる人がいれば、ただFacebookを眺めるだけでなく、友人の投稿にコメントしたり「いいね!」を押したり、行動に移してみてはいかがですか?
また、時々は自分でも楽しい写真や充実した日々の内容を投稿してみてください。コメントや「いいね!」をもらうことで、きっと嬉しい気持ちになり、また何かを投稿しようと思えるはずですよ。上手なSNSの利用法を見つけてくださいね。
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(ライター:きつた なお)