ホームレスで良かった!? ダイヤモンドを返してリッチに

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道端で物ごいをするホームレス。哀れに思い、若く美しいブロンド女性がホームレスに歩み寄る。そして彼のプラスチックカップに小銭を入れようとする。その時、スローモーションで彼女のダイヤの婚約指輪がカップに滑り落ちるのが映し出される……。welt.deによると、まるで映画のワンシーンのような光景だが、現実の話があったという。

話はこうだ。

米ミズーリ州カンザス市のホームレス、ビリー・レイ・ハリス氏(55)は、いつものように通りで物ごいをしていた。通りかかったブロンド女性サラ・ダーリンはもうすぐ結婚を控えて幸せいっぱい。ハリス氏に小銭をあげようと、財布からコインを出したつもりがそれは財布に迷い込んだ彼女のプラチナとダイヤの婚約指輪だった! サラはそれに気付かず、大事な指輪を物ごい用のプラスチックカップに入れ立ち去ってしまった。

ハリス氏はその指輪を最初はニセ物だと思っていたが、気になり宝石商に持ち込んだ。

●1700万相当の寄付金が集まる

その場で売り払えば現金4000ドル(約37万円)が手に入った。一瞬迷ったものの、「でも、正直であることは大事だと育てられたから」とハリス氏は思いとどまった。「僕は天使じゃないけど、悪魔でもないからね」

婚約指輪の紛失に気付き、翌日ハリス氏のところに戻ってきたサラ。そして無事指輪と対面することができたのだ。

サラの婚約者は正直者のハリス氏にいたく感動。彼のために50日の期限付きでネット上で寄付を募ったのだ。せめて彼が受け取れるはずだった4千ドルが集まればと願っていたところ、これまでに186,217ドル(約1700万)もの寄付が寄せられ、このストーリーはテレビでも報道された。

●ホームレスは死んだと思っていた兄

この報道を見たテキサス州の女性ロビン・ハリスは、そのホームレスが死んだと思っていた兄だったことに気付く。現在ではビリー・ハリス氏は職を見つけ、寄付金は口座に貯金。そのお金で家を買う予定だとか。その前に16年間ぶりの再会となるテキサスの妹のもとへ飛ぶ予定だという。

※当記事は、ハイブリッド翻訳のワールドジャンパー(http://www.worldjumper.com)の協力により執筆されました。