昨秋12季ぶりに一部復帰を決めた専修大学。高橋監督に昨秋の振り返りと今春の目標を伺った。

「4年生が残してくれたもの」
ーー昨秋を振り返っていかがでしたか?
苦しかったですよね。2部で優勝争いが何校かあったので、運良く勝たせてもらったというか。そんな感じですかね。入れ替え戦もたまたまこっちに風が吹いていたので、じゃないかなと思いますけど。

ーー入れ替え戦の時選手にどのような言葉をかけたのですか?
普通通りやりなさいよと。変わったことやると失敗するから。細かいことは、今までやってきたことなので。向こうはずっと1部でやってきた東洋さんですけど、やってみなくちゃわからない、引いちゃいけないと話はしましたけども。どうしろこうしろとは言ってないですね。

ーー昨季から始まった4時半起床の練習について
たまたまやりたい練習メニューがあったもんですから、でもやっぱり授業には出させなきゃいけないし、困ったなと。キャプテン呼んで、「朝早くどうだ?」と言ったら、「良いですよ」と返ってきたので「じゃあそうしよう」と。そういうことはありましたけど、毎日やっているわけじゃないですから。そういう苦労も学生はした、そういうことを頭に入れて戦ってくれと。色んな大学さん苦労してきてると思いますけど、君たちはこうやって苦労してきたんだからという話はしてきました。

ーー1年生が入って雰囲気も変わりますね
正直言って上級生は1人でも多くベンチに入ってもらいたいから、意識高くして欲しいし、また下級生が頑張って1人でも2人でもベンチ入るんだって思えば活気がつくかなと思うんですけどね。

ーーキーパーソンは?
バッテリーですよね。東都のピッチャーみたら、そんなに点数がとれないのは目に見えてますから。うちも、バッテリーがしっかりしてくれないと、試合が崩れてしまうと思ってますけどね。

ーー今春の目標は?
やるからには勝ちたいですよ。ただ、東都1部は良いピッチャーが残ってますからね。きちんと守って。4年生が残してくれたものを、どうやって新4年、新3年が引き継いでいくか。結果は仕方がないと思いますよ。私はそう思っています。結果は私の責任ですから。そこまでの過程ですね。学生、人間がやっているものですから。「野球人である前に人として」と言っているんで、人として成長出来れば、それで少しは光が見えるのかなと。


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「残してくれたもの」を胸に、この春神宮球場で戦う選手たちに注目したい。

【writer】
小林貴子
【プロフィール】
小林貴子 - Takako Kobayashi

三度の飯より野球が好きです。
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選手が話したいことを聞くことができる記者になりたいです。

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