30日に行われたプロ野球公式戦、巨人vs広島の一戦では、ドラフト1位ルーキー・菅野智之が登板。試合は1-1の引き分けとなったが、7回を投げて1失点・9奪三振と上々の内容だった。

同夜、TBS「S1」では、巨人のOBでもある野球解説者・清原和博氏と元木大介氏が、菅野の投球を振り返った。「(7回で)103球っていうのは、いいペースですよね」と評価する元木氏だったが、続いてコメントを求められた清原氏は「あのー、はじめてみたんですけど、本格派投手ではないですね」とバッサリ。

その理由について、清原氏は「僕はバッター目線でみさせて貰うと、ストレートを待っているところにストレートは投げれないピッチャー。だから、ストレートを待っているバッターに対して、ストレートを投げて空振りは取れない球」と話すと、元木氏は「基本、厳しい人です」と苦笑いを浮かべた。

また、日本ハムの二刀流(投手&野手)ルーキー大谷翔平の話題になると、「いいんでしょうかね。僕はいまだに疑問ですよね」と切り出した清原氏は、「ピッチャーにしても、バッターにしても、対戦するピッチャー、バッターが頭にくると思うんですね」と、“らしい”言い回しで疑問を寄せた。