女優同士として感動の共演! 大島優子、前田敦子

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 8日、第36回日本アカデミー賞授賞式がグランドプリンスホテル新高輪で行われ、話題賞・俳優部門を受賞したAKB48の大島優子と、昨年同賞を受賞し今年はプレゼンターを務めた元AKB48の前田敦子が“女優同士”として対面を果たし、2ショットを披露した。なお、2人が同席するのは、昨年12月21日放送の「ミュージックステーション」(テレビ朝日系)以来、約3か月ぶりとなる。

 昨年8月にAKB48を卒業し女優として道を歩み始めた前田と、かねてより「女優になりたい」と公言してきた大島が、日本アカデミー賞という夢のステージで対面。前田は昨年『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』で同賞を受賞したことから今年はプレゼンターを務めており、大島は映画『闇金ウシジマくん』の演技力が評価されて受賞することとなった。

 プレゼンターを務めた前田は「話題賞俳優部門は大島優子さん」と自分の口で大島を呼び込んで表彰状を授与。渡し終えた感想を聞かれると「すごく、うれしいです」としみじみと思いを明かし、大島もはにかみつつ「はい、うれしいです」と喜びをかみ締めていた。

 また、大島にとっては女優としてステージに立ったことに特別な感動もあったようで、「AKB48とは違うステージであっちゃん(前田)とステージに立てたことがうれしかったです」と女優として認められた喜びを語り、前田も拍手で祝福していた。

 授賞式の会場で前田と大島は同じテーブルで席も隣同士。2人はツイッターやブログで4日に久々に再会し一緒に食事をしたことを報告していたが、授賞式中も談笑するなど一緒にいる時間を満喫している様子だった。

 日本アカデミー賞話題賞は1980年の第3回から創設された賞で、ニッポン放送「オールナイトニッポン」のリスナーの投票を基に選出される。日本アカデミー賞の中では唯一、一般人が参加できる賞としても知られており、同賞作品部門では『桐島、部活やめるってよ』が受賞した。(取材・文:中村好伸)