2013年2月27日、中国大手銀行、光大銀行の香港支店が本日から業務を開始した。
 
 光大銀行は、中国の政府系株式銀行である。
 2012年の営業収入は、2011年比29.8%増の598億元(約8879億円)。純利益は2011年比30.1%増の236億元(約3504億円)。
 2012年末時点での資産総額は、2011年末より31.6%拡大し、2兆2800億元(約33兆8500億円)に達している。

 光大銀行の郭友頭取は、香港について、世界金融の中心の一つであり、多くのものを受け入れる国際環境があり、公平で解放された社会環境と、整備された制度システムを保有していることを考慮し、最初の海外進出先に決定したと説明した。
 
 光大銀行は、1992年に設立された。2010年にはA株市場に上場し、上海にも進出した。
 その後2011年に、香港市場におけるIPOを検討してることを明らかにしたものの、業績不振によって計画が遅れている状態であった。しかし2012年業績が回復を示したことから、IPO計画の再開が予測されている。
 
(China Press 2013:IT)