ヒーローごっこをしていた小学2年の男子が『想像上の手榴弾』を投げたふり→教師が見つけて停学に

アメリカ・コロラド州の学校に通う小学2年生のアレックス・ワトキンス君(7歳)がヒーローごっこをしていたところ、学校の先生の目に留まり停学処分を受けました。

その理由は、想像上の悪役を倒すために想像上の手榴弾を投げたというものだそうです。

 

想像の手りゅう弾で停学に01
アレックス君は他の子供がするようにヒーローごっこをして遊んでいたと言い、(想像上の)悪役を倒すため、(想像上の)手榴弾を投げるふりをしました。

それ目にした学校の先生が、「武器の所持禁止」の校則に違反するとして、停学にしたのです。

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この処分に対し、アレックス君の母親は「子供が世界を救う遊びをしていることを理由に、罰を与えるべきではない」と反発しています。

校則には所持禁止の事項があり、ドラッグ&武器はそれに該当するとのことで、たとえおもちゃであっても(そして想像上のものでも)適用されるようです。

アメリカでは過去にも、ハローキティのシャボン玉ガンを持っていた女子児童や、指で銃の形を作って撃ったという児童が停学処分を下された例があり、物議を醸しています。

海外サイトには、以下のような意見が寄せられていました。

●想像しただけで犯罪であり、権力者がそれを現実とする病んだ社会で育つかわいそうな子供たちだ。何の根底も理念も責任もない主観的なイデオロギーだ。

●家庭学習をして子どもを救おう。

●世代の無気力化が続いた結果だ。子どもはビー玉で遊ぶもんだ。ビー玉を無くしてるのは大人だ。

アメリカでは、銃の乱射事件が起こるたびに銃規制の必要性が叫ばれますが、銃推進派の思惑や利権などが絡んで、結局うやむやに終わるといったことが繰り返されています。

戦争ゲームが悪役にされるのと同様に、こうしたところにもゆがんだ結果が現れているのかもしれません。

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Second grader get “dispended” (suspended) for pretend grenade throw

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