東京商工リサーチは2013年2月8日、「社長の住む街」調査の結果を発表した。それによると、トップは東京都港区赤坂で2009人が住んでいた。2位以下には、渋谷区代々木(1747人)、港区高輪(1709人)、港区南青山(1683人)、港区六本木(1596人)が続き、「都心回帰」の傾向がうかがえる。

地価下落で都心部でも住居が購入しやすくなったことを背景として(1)交通アクセスが良くて職住近接が実現できること(2)買い物が便利であること(3)繁華街や文化施設にも近いことなどを重視する動きがあり、人気エリアに集中がみられる結果になったと東京商工リサーチは分析している。

調査は東京商工リサーチの約245万社の代表者データから、社長の居住地を抽出しまとめた。調査時点は2012年9月。