エーザイから久々の有望大型新薬!来期は積極体制にシフトする

自民党大勝の是非は置いておいて、相場の安倍期待モードは大歓迎!あっという間に日経平均1万円台乗せ、キター!!!主要株はもちろん、バカバカ上がる銘柄がめじろ押しで編集部員もウキウキですっ♪


新薬の特許切れが大手薬品メーカーの業績と株価を圧迫してきた。他社が苦戦を強いられる中、エーザイでは、売上高の落ち込みは今期が最大とみられる。来期以降は新薬拡大をテコに反転攻勢が期待される。今期は売上高が前期より400億円近く減少し、ピークだった2010年3月期の2割減の水準に戻る。研究開発費を高水準で維持する一方、コスト管理を厳格化してきたため、1株当たり利益は微増を確保できる。

来期以降、市場の大きい中国、インド、インドネシアの3カ国を中心に新薬承認を積極化している。米国で肥満症薬を本格投入するほか、得意のガン治療薬にも力を入れ、販売品目ポートフォリオの再構築を急ぐ。4割ある海外売上高比率は、遠からず5割を超えそうだ。

河合ウオッチャー達憲のそのとき株は動いた!
ガンホー・オンライン・エンターテイメント(以下、ガンホー)が手がけるスマホ向けオンラインゲームの「パズドラ」(「パズル&ドラゴンズ」の略称)は、分厚い年齢層からの支持を受け、スマホゲームの大ヒット作として浸透している。株価は「パズドラ」の大流行に連動する格好で、昨年5 月15日の年初来安値14 万2700円から12月中旬には88万8000円まで6倍強の上昇だ。

ガンホーのもうひとつの代表作「ラグナロクオンライン」(2012年12月1日で10周年)は国内最大級の会員数(350万人超)を誇り、安定した収益源。ここに「パズドラ」の大ヒットが加わり、課金収入も急拡大した格好だ。2012年12月期は売上高75%増・経常利益は約2.6倍と2010年12月期の過去最高経常利益を2期ぶりに大幅更新する見通し。続く2013年12月期も売上高35%増・経常利益78%増が予想される。

高水準の利益拡大を背景に、現状の株価でも連結PER(株価収益率)は24倍程度。株価85万円水準ならPERは20倍程度に低下する。株価に利益の伸びが伴っているため、割高感はない。中期目標株価は、来期の予想EPS(1株当たり利益)から試算して、PER25倍水準で105万円。

ちなみにガンホーの会長・孫泰蔵氏はソフトバンクの孫正義氏の実弟。スマホ向けゲームの雄となるのもうなずける。

河合達憲(かわい・たつのり)
カブドットコム証券 チーフストラテジスト

『夕刊フジ』と『ネットマネー』の共同企画、推奨銘柄の上昇力を競う「株-1グランプリ」第1回で、みごと優勝。相場診断力と銘柄選定力は抜群!


この記事は「WEBネットマネー2013年3月号」に掲載されたものです。