1日、シンガポール華字紙・聯合早報は記事「工程院院士・鐘南山、中国の大気汚染はSARSより恐ろしい」を掲載した。写真は2月1日、河南省鄭州市。環境保護活動家が街頭で交通警官や道路清掃職員にマスクを配り、大気汚染対策を訴えた。

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2013年2月1日、シンガポール華字紙・聯合早報は記事「工程院院士・鐘南山、中国の大気汚染はSARSより恐ろしい」を掲載した。

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2013年に入って以来、中国各地では深刻な大気汚染が観測されている。一般市民の不安も募り、薬局ではマスクが売り切れるなど騒ぎが広がっている。中国工程院の鐘南山(ジョン・ナンシャン)院士は中国中央電視台(CCTV)に出演し、中国の大気汚染は2003年の新型肺炎(SARS)以上に恐ろしい、誰も逃れることはできないと警告した。

鐘院士によると、北京市の肺がん患者数は過去10年間で60%増加した。この背景の一つとして大気汚染があるという。また、喉頭炎や鼻炎、目の疾患の要因にもなっているほか、今後はより重大な健康被害が出現するだろうとコメントした。(翻訳・編集/KT)