ゾゾタウン「カッコいいECめざす」下方修正後の決算発表で前澤社長発言

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 スタートトゥデイが31日、アナリストおよび機関投資家向けの「平成25年3月期 第3四半期決算説明会」を実施した。説明会では、昨日発表した通期連結業績予想の下方修正について言及したほか、ポイント10%還元を3ヶ月で終了した経緯や理由を改めて説明。今後について代表取締役の前澤友作氏は、企業理念に基づき「みんなにとってのカッコいいを提供する」という原点回帰の考えについて発言した。

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 決算説明会に出席した前澤氏は、期初予算未達の原因の一つである新規会員獲得が当初の計画から39万人足りなかったことについて、「美少女ヌードルと夏セール時のテレビCM、8億円かけて行った2大プロモーションが失敗したことが大きい」と公表。また前澤氏は、ポイント還元率を2月1日から従来の1%に戻すことについて「ブランド側からは『店頭での価格とここまで差がつくとお客様がゾゾタウンに行ってしまう』などの意見もあり、お叱りを受けた」ことを明らかにしつつ、「迷走と捉える人もいると思うが、事業戦略に基づき行った」と話した。

 今期の流れを受け前澤氏は、広告宣伝方法について改める考えを発表。今後は「真面目」「感動」「カッコいい」をキーワードに「(働き方も含めて)世界一カッコいいECサイトにしていく」ことを目標に掲げた。2014年3月期は、昨年5月のスタート以降、生産効率が25%増加した6時間労働を継続していき、また上期を目処にビッグプロジェクトを2つ発表する計画だという。

 なお31日付のスタートトゥデイ株価終値は、ストップ高にあたる880円(前日比21%増)。売買代金は100億円を超え、前澤氏は「おそらく過去最高。注目してもらっているようだ」と述べた。