25日、中国のマイクロブログで堂々と結婚宣言したカップルが話題になっている。なぜなら2人はすでに定年退職した老人であり、男同士だからだ。

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2013年1月25日、中国のマイクロブログ・微博で堂々と結婚宣言したカップルがネット上で話題になっている。なぜなら2人はすでに定年退職した老人であり、しかも男同士だからだ。参考消息(電子版)が伝えた。

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アカウント名「老人2人の愛」のマイクロブログには、彼ら2人の愛の歴史がつづられている。1人は元教師であり、1人は水を運ぶ労働者だ。知り合ったきっかけは、元教師の住まいへ、もう1人が水を運んだことからだった。ブログに公開された写真にはウエディングドレス姿の男性とスーツを着た男性の姿が写っている。2人は互いを「小宝(シャオバオ)」「大宝(ダーバオ)」と呼び合っているという。

彼らの恋愛は障害だらけだ。友人数人以外はほとんどが認めてくれず、子供は口をきいてくれない。それでも2人は1月末に結婚式を挙げることを決意。その様子もマイクロブログに公開する予定だ。「私たちは死んでも離れないと決めた。どんな困難が待ち受けていても闘ってみせる」と宣言している。「老人2人の愛」は大人気で、フォロワーはすでに5000人を突破。この2人の愛は今、中国社会に大きな波紋を呼んでいる。

2001年以前の中国では、同性愛は法律上、精神疾患の1種であり、大きなタブーだった。1950年代では、同性愛者は「堕落した者」として刑務所に入るか、電気ショックやホルモン注射で「治療」されていた。さらに文化大革命の期間中は、知識分子や教師、宗教家と同じように「少数派」として激しい迫害を受けた。しかし、90年代以降は改革開放と経済発展の影響を受けて、同性愛は徐々に人々に受け入れられるようになった。現在中国には約3000万人の同性愛者がいると言われているが、男性同性愛者の場合、家族の圧力から1600万人以上が女性と結婚しているという。(翻訳・編集/本郷)