新年、最初のターゲットは、昨年のタレントCM起用社数ランキングで第1位になった、AKB48の板野友美だ。いかにもイマドキの顔で、幼児的な甘えん坊の顔相だ。
 眼の形が、目頭から上がってそのあと下がりっぱなしになる垂れ目で、異性関係にだらしなく、セックスそのものも長々と(ユルいテンションで)イキ続けるタイプだ。

 性ホルモンタンクの涙堂(下瞼)がプリッと充実していて性感はかなりいい。田宅(上瞼)も広く、(男が受ける)セックスの味も良好だ。
 他者愛の上唇がかなり薄く、逆に自己愛の下唇がもっちりと厚いので、ベッドでは受け身の性戯を好み、男から愛撫であれ、言葉であれ、ピストンであれ、終始かまわれていたい女相。【淫乱度】は「4」と高い。

 目と目の間が広いのは、男からの誘惑に簡単に足を開いてしまう尻軽相。しかも彼女は八重歯で、上唇の八重歯の位置に当たる部分が膨らんでもいて、虚栄心強くおだてに弱い。
 こちらは精神的な尻軽相で、上手にくすぐられるとホイホイと言うことを聞いてしまう。【尻軽度】も高くて、「4」だ。
 鼻相が、長さはあるものの幅がなく、金甲(小鼻)がほとんどない。口も大きくはなく、エラの張りもなくて、スタミナには恵まれない。【絶倫度】は「1」と低い。

 耳の穴の手前にある下側へ切れ込む溝を「風門」と呼び、淫相学では膣道の形が観相できる重要なポイントだ。
 彼女はココが狭く、俗に言う「名器耳」。耳は、他の目や鼻や口と異なり、生まれたときの相が生涯変わらない。つまり先天的な膣道の狭い広いが現れる。
 一方、後天的な膣肉の締まりは口元の肉付きで観る。彼女はこちらがやや足を引っ張っていて、それでも【名器度】は「4」と高めだ。
 垂れ目に厚い下唇、寂しい金甲、張りすぎの涙堂と、さげまん相がズラリと並び、吊り上がりではない眉と丸額が辛うじてプラスに作用するものの、【あげまん度】は「1」どまりだ。

 彼女のトレードマークともなっているのが、口角(口の両端)が不自然に上がって唇が前に突き出た「アヒル口」。可愛く見えるということで、マネる女の子が多いようだが、これは軽薄不実の悪相だ。
 このアヒル口といい、八重歯といい、垂れすぎの目といい、尖ったアゴといい、彼女には身勝手で幼児的な相が目立つ。
 一方で鼻筋がアンバランスに太く、気性は案外男性的で強情。山根(鼻の根元。目と目の間)が高々としていてプライドは高く、見た目の可愛い印象とは裏腹の、獰猛な一面を持ち、内実は癒し系にはほど遠い。

 彼女と付き合う男はかなりの忍耐を強いられる。年上で、金銭的にも精神的にも余裕のある男でなければつとまらないだろう。

【劉飛昶プロフィール】
劉飛昶(リュウ・ヒチョウ) 観相学・東洋運命学・心理学などを独学。セクソロジーにも通じ、女相から性感の特徴などを観極め、現代にフィットした〈新〉淫相学の研究に取り組む。淫相学とは、観相術の中でも男女の交わりに主眼をおいた観法の総称。