「D-BROS 2013 クリエーターズ ダイアリー」1年間分が1枚に繋がったジャバラ折りのスケジュール帳。

写真拡大

ばっっさーーーー!
全貌を見渡す気持ち良さ。
惚れた。
今年のスケジュール帳は、これに決めた。

あけましておめでとうございます。
新年あけて、もう9日。
七草がゆ食べて元旦気分も抜けたころ。
遅い。遅いであろう。このタイミングでスケジュール帳を紹介するのは。
わかっております。
でも、惚れたので紹介させてください。

ばっさーーー!とスケジュールを見渡したい人には大オススメ。
「D-BROS 2013 クリエーターズ ダイアリー」である。
1年を見渡すことが可能なジャバラ折りのスケジュール帳だ。
ばっさーーーと開けば長い長い一枚の紙だ。
左右見開きで2週間ぶん。ジャバラ折りだから、さらに開いて4週ぶんを一度に見渡すことができる。さらに開いてさらに開いて、構造的には1年ぶんをばっさーーと一望に見渡すことが可能。
まあ正直、1年ぶんを見渡そうとすると長あああーい机が必要なのだけど、ばさらばさらとジャバラをめくって長期展望を見渡すのにぴったりの手帳だ。

上部に日付け。1枠あって、その下に1日のスケジュールを書き込む欄。
下半分は、プロジェクト別スケジュールを書く欄だ。ここにぐいっと横に横断するように矢印をひいてプロジェクトの管理状況を書き込むといい。
ページがつながっているジャバラ式だから、来年の1月12日まではずーーーーっと矢印を引き続けることができる。

「その日に何があるか」というスケジュール管理は、iPhoneのスケジュールアプリのほうが便利になってきた(MocaまたはCalenGooをオススメ)。
だがiPhoneの画面は長期スケジュールを見るには小さい。
あっと気づいたら、締切が明後日であわてふためくということもある。
「いつか」という点としての記憶はスマートフォンでOKだ。
でも「あとどれぐらいの期間か」という長さは、物理的な空間として表現してあるほうが実感できる。
そうなると、空間の大きさが必要だ。
そこで、このジャバラスケジュール帳だ。
しっかりと、物理的な矢印の長さで、期間がどれぐらいで、現時点でどれだけ時間が経過しているかを直感的に見えることができる。

“デザイナーやプロデューサーが実際に制作進行の場で使用していたものを商品化したスケジュール帳”で、プロジェクト管理の必要がある人に向いているだろう。

色はレッド・ブラック2種類。
レッドは、真っ赤ではなくて落ち着いた赤。
ブラックは、少し淡いチャコールグレーっぽい色だ。
色だけでなく手触りも違う。レッドは、少しざらっとした感じ。ブラックは手にしっとりとなじむ感じだ。

「D-BROS 2013 クリエーターズ ダイアリー」、ぼくは品川駅の「DB in STATION」というショップで買いました。(米光一成)