ジェダイの騎士だったのは遠い昔。強盗の一人に扮したマーク・ハミル/[c]2011 SUSHI GIRL FILMS

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2015年に7本目となる新作の公開を目指すというニュースで、映画ファンを騒然とさせた『スター・ウォーズ』シリーズ。同作の旧3部作で主人公ルーク・スカイウォーカーを演じ、日本でも人気を集めたマーク・ハミル。SW以降、映画でのキャリアは低迷し、すっかり“あの人は今”状態だが、そんな彼が出演する話題のバイオレンスムービー『SUSHI GIRL』が12月22日(土)より公開される。

【写真を見る】これがパーティーのメインディナー、女体盛りだ!

6年の刑期を終えたある強盗の出所を祝うため、かつての仲間たち4人がパーティーを開くが、ただのパーティーではなかった、というストーリー。6年前の強盗事件の際に行方がわからなくなっているダイヤの在処を吐かせるために、4人は次々に出所してきたばかりの男を拷問にかけるのだ。マークは4人のうちの一人を演じているのだが、ヨレヨレのブロンド長髪にメガネと、もはやかつての面影&オーラ(もちろんフォースも)はなし!その見た目に驚かされること間違いなしだ。

さらに驚きなのは、主人公の労をねぎらうために男たちが用意したディナー。それは何と日本人でも滅多にお目にかかれない、あの“女体盛り”!裸の外国人美女を器に見立て、トロやホタテなどの新鮮な寿司ネタを、あんなところやこんなところに。『キル・ビル』(03)では板前役だった千葉真一が寿司職人役で登場し、美女の肉体に寿司を盛り付けていく様は必見だ。

ほかにも『マチェーテ』(10)のダニー・トレホ、『キャンディマン』(92)のトニー・トッド、『ドニー・ダーコ』(01)のジェームズ・デュヴァル、『ネバーエンディング・ストーリー』(84)のノア・ハサウェイ、『ターミネーター』(84)のマイケル・ビーンなど、思わず“おっ!”とうなってしまうキャスティングも絶妙だ。

ホラーの巨匠ジョージ・A・ロメロ監督主催の短編ゾンビ映画コンテストで優秀賞に輝き、一部でその名を轟かせた新鋭カーン・サクストン監督のデビュー作。秘密が隠された女体盛り、クール&スタイリッシュなテイスト漂う映像、過激な拷問シーンに、ちょっぴり残念なジェダイの騎士と、見どころ&突っ込みどころ満載な本作を思う存分楽しんでほしい。【トライワークス】