国内重視政策にできれば、日本は不況を脱し?株高元年〞を迎える!
2013年は、日経平均2万円を実現する、その第一歩の年となる!
1989年のベルリンの壁崩壊から始まったグローバリゼーションにより、先進国は国内に雇用をつくれず失業者を大量に抱えているが、日本だけが失業率4%台でギリギリ持ちこたえている。早期に国内投資、国内需要を増やし、雇用を守る必要がある。経済の「正義」は自由貿易ではなく「完全雇用」なのだ。それが維持されないと民主主義は崩壊してしまう。
今の時点では夢のような話だ、日本が平均的な成長を取り戻すだけで、リアリティーを持って語れるようになるだろう。
2013年を読み解く急所!
政権再交代により積極的な財政出動と超金融緩和策に転換し、企業の国内投資意欲を喚起できれば、2013年は長期的な株高の起点となり、血沸き肉躍る局面が到来する。
山田 勉(TSUTOMU YAMADA)
カブドットコム証券 営業本部投資情報室長
準大手証券会社にてディーラー、マーケットメーカー、アナリストとして10数年活躍。2004年5月、カブドットコム証券入社。テレビ出演や著書執筆を通じて、マーケットのさまざまな情報を発信中。
この記事は「WEBネットマネー2013年1月号」に掲載されたものです。