中村勘三郎さん 最後の取材で語っていた「手術前日の本音」
誰よりも人を楽しませることを考え、そして誰からも愛された勘三郎さん。実は、がん手術のための入院する前日の今年7月24日、彼は本誌の記者の取材に対して、次のように打ち明けていた。
がんの公表以来、全国から励ましの手紙やメールが次々と届いているとも語った。
「友達の笹野(高史)さんがツイッターで呼びかけてくれたんです。1千500人くらいの人が千羽鶴にメッセージを書いてくれて、それを有志の人たちが折ってくれたの。涙が出ちゃうよね」
うれしそうに、2束の千羽鶴を記者に見せてくれた。しかし、その3日後に手術を受けた勘三郎さんが、元気に自宅に戻ることは二度となかった。本誌が直撃した日は、勘三郎さんのメディア取材“最後の日”となってしまった――。

