9月26日のキエーヴォ対インテルの一戦は、本当にMFヴェスレイ・スナイデルにとってインテルでのラストゲームとなるかもしれない。すべては、マンチェスター・ユナイテッドを先んじようというパリ・サンジェルマン(PSG)が水面下でいろいろと動いているからだ。

PSGはインテルに対して1200万ユーロ(約12億円)の移籍金、スナイデルに対しては税別年俸650万(約6億5000万円)の3年半契約を用意している。もしも両者が合意することになれば、インテルはコリンチャンスMFパウリーニョという夢に向かえるかもしれない。

クラブ・ワールドカップに参戦中のパウリーニョは、「オファーをしてきたインテルと違って、PSGからはまったくオファーを受け取っていない。PSGがリクエストを出してきたら、もちろん検討するだろう」と話している。現時点でオファーはインテルだけということだ。

インテルは夏から彼を追っており、750万ユーロ(約7億5000万円)をベースに交渉すべく、マッシモ・モラッティ会長からピエロ・アウジリオSD(スポーツディレクター)が派遣されていた。スナイデルはPSGと口頭合意に達したとも言われ、本当にレオナルドSDが獲得するつもりなら、インテルはパウリーニョ獲得に投資するための金額を手にできる。パウリーニョの現在の価格は、違約金条項で1500万ユーロ(約15億円)。インテルはさらにスナイデルのサラリー分も節約できる。


これですべて決まりだろうか? そうではない。フランスソースの一部情報によると、そう簡単に解決はしないようだ。MFハビエル・パストーレの件も完全になくなったわけではないからである。本人は何度も、少なくとも1月の移籍を望んでいないと話している。だが、インテルは彼の獲得への希望を失っていないようだ。

カルロ・アンチェロッティ監督は「1月に来るのはルーカス・モウラだけだ。ほかの選手はすべて来ない。スナイデルは世界のどのクラブでもプレーできる選手だ。だがそれは、彼がここに来るとか、我々が彼と話したという意味ではない。彼が来ないことは確かだ。逆に、誰かが出ていくかもしれない」と話している。