提供:Google
Googleは昨日、検索の新しい技術「ナレッジグラフ」と、その技術から生まれた新機能を発表した。ナレッジグラフとは、コンピューターが現実世界の“モノ”や“モノとモノの間のつながり”を認識できるようにするための新しい技術だ。


同社がいままで培ってきた5億7千万以上の人や場所、ものごとに関する情報と、180億以上の属性や関連性を含む構造化されたデータベースを持ち、検索のために入力されたキーワードが何を意味するかを検索エンジン自体が把握し、検索結果に関連した情報の一部として表示する。

テキストベースで、それに合致する割合ごとに検索結果の優先順位を付けて表示していた従来の検索機能とは異なり、その言葉で想起される人物やモノ、そして関連した情報といった情報の連鎖空間を検索結果の一部として表示するようになる。

具体的には検索結果に検索されているトピックについてのサマリー表示したり、関連情報を調べやすくする機能を追加。サマリーから次々とたどっていくことで、今まで見つけられなかった思いがけない情報を発見できるようになるとしている。検索の視点が点から面、面から空間へと広がったと考えるとわかりやすいだろう。

ナレッジグラフは著名人(ミュージシャン・グループ、俳優、歴史的人物、スポーツ選手・チームなど)、エンターテイメント(映画・テレビ番組、芸術作品など)、場所(有名な建物や観光地、国内外の自治体など)、自然科学(生物や天体、化学物質など)等のキーワードに対応。今後、表示できるカテゴリーも拡充していくとしている。

この機能は、すでに稼働し始めており英語検索ではサマリー等が多くの検索結果で表示されるが、日本語検索では、まだ一部の検索結果にしか反映されていない。現状ではたとえば東京スカイツリーや東京ディズニーランドといった有名な場所を検索してみるとナレッジグラフによるサマリー表示を確認できるようになっている。今後、増えていくと思われる。

ナレッジグラフ "モノ" を認識する検索エンジンに向けて(Google日本ブログ)
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