その彼がだんだん成長していっているのと、徐々にいろいろな選手がそれぞれに自分のポジションで稼働しはじめて、そのあたりを軸にチームとしても成長していくという、サッカーを学ぶ上でもためになるアニメだと思いますね。

僕自身もアニメを見ながら勉強させてもらっていますね」――実写パートの「Jリーガーに挑戦」でもプロと小学生の対決を解説していただいていますが、今の小学生たちって実際どうですか?森島「まず、うまいですね。

技術はすごい高いと思います。

プロと小学生では人数やルールなど実際はもちろん少しずつ違うのですが、駆け引きについては子供たちも『Jリーガーをやっつけよう』と必死に考えながらプレイしていますし、気持ちも強くもって臨んでいますし、実際のプレイ中の笑顔も本当に良いんですよね。

憧れの選手たちと一緒にプレイができるという良い経験ができるので非常に良い番組だなあと思っています。

ですので、解説していて僕自身も本当に楽しいです。

実際にプロの選手たちが小学生を相手にちょっと抜かれていると、プロの選手たちの『やってしまったな』という表情が垣間見えて、僕としてはたまらなくいいですね(笑)」――番組の感想は?森島「チームワークを大切にしている点や強い相手に立ち向かう姿は本当に良いですよね。

プレデターの対戦チームになるんですが、椿森SCのキャプテンの須黒くんが僕はすごい好きなんですよね。

あの負けん気の強さというか食いついていく感じがすごく良いなあと。

プレデターというチームのメンバー以外にもとても良いキャラクターたちが登場してくるので、とても面白いですね」――ファンの方へメッセージを森島「チームワークが良くなっていく中で、強いチーム、世界の対戦相手との戦いになると思うので、予想もつかないですが、エリカちゃんもうまくなってきているし、どの選手がどれだけ活躍して、どの選手がどんな風に成長していくのか、僕自身も楽しみにしています」――森島さんの登場回の見どころは?森島「キャラクターがとにかく似ていますので、そこを見てください(笑)。

そして、迫力ある試合の回なので、僕自身もかなり力を入れて収録しました。

熱の入った僕の解説もぜひ楽しみに見てください」――アフレコ挑戦いかがでしたか?ヒデ「ちゃんとしたアフレコは初挑戦だったし、こんな人気アニメに出演できるなんて、ほんとありがたい限りです。

実際アフレコブースに入ると、緊張というよりも気分が高揚するというか、なんだか不思議な感覚でした。

台本も読んで練習してきたのですが、ブースでマイクを前にすると思ったようにはいかなくて、サッカーで言えば、練習と本番での違いというか、練習ではあんなにゴールを決めていたのに、本番ではボールが足につかない、といった感じでした。

スタジオで声優さんたちとお会いしましたが、実際、アフレコに挑戦させていただいた後だと、声優さんをリスペクトする気持ちがさらに強くなりました。

改めて、声優さんたちってすごいなあと思いましたね」――難しかったところってどんなところですか?ヒデ「普段は自分の言葉や自分の間で進める仕事が多いので、画にあわせたり、森島さん(相手役)の間に合わせたりした上で、気持ちやテンションをコントロールするというのはやはりとても難しかったです。

でも、もう一度、トライしたいですね。

今度はぜひレギュラー声優として(笑)」――レギュラー? 本気ですか?ヒデ「本気ですよ。

芸人仲間たちも声の仕事をしている人が多いので、僕もずっとやりたかったんです。

娘と一緒に見ている作品でもあるので、やっと出られた! といった感じですから。