インテルとユヴェントスの間で激しい舌戦が続いている。インテルFWアントニオ・カッサーノがユヴェントスの選手たちを「おもちゃの兵隊」と称したのに対し、ユーヴェのアントニオ・コンテ監督は先日、「おしゃべりなヤツはユーヴェにふさわしくない」と返した。

そして15日、カッサーノは『スポーツ・メディアセット』のインタビューで、再びコンテ監督に対して「口だけ野郎なのはオレじゃない。八百長の告発義務違反で処分されたのは彼だぜ。彼がオレに道徳とか言うんじゃ、世界も終わりだよ」と話している。

これを受け、コンテ監督はクラブの公式サイトを通じ、すぐに反論した。

「ミスター・カッサーノの本日の発言に関する記事を、驚きをもって読んだ。これを受け、私はいくつか明確にしなければいけない。まず、私は道徳という言葉を使っていない。いずれにしても、私にはその道徳があるがね。告発義務違反で処分されたが、それについてはすでに自分の意見を言ってある」

「ユヴェントスの選手をどう選んでいるかという質問に対し、私は人間性について言及した。完璧にプロとしてサッカー選手の役割をこなせるかどうか、ということだ。つまり、努力し、ルールを尊重し、役割を尊重し、チームのためになる共通のことを重視できるかどうかだ」

「ミスター・カッサーノは、そのキャリアにおいて、ピッチの内外を問わず、私が求める要素を持っていないことを示してきたと思う。レアル・マドリーでの(ファビオ・)カペッロの物まねや、(ロベルト・)ロゼッティ主審への侮辱的ジェスチャーなどだ。彼自身が自伝の中で打ち明けていることもある。例えば109ページとかね」

ユヴェントスの副キャプテンであるDFジョルジョ・キエッリーニも、コンテ監督を擁護しつつ、カッサーノの発言に反論している。

「コンテ監督の道徳の採点? 満点以上さ。誰もそれを疑うことはできないと思う。カッサーノは以前、ユーヴェでプレーするための列車を逃した。彼が決めたのか、そうなったということなのかは知らない。でも、彼の道とユーヴェの道がクロスしなかったのは事実だ」

一方、キエッリーニはコンテ監督が処分でベンチに座れないことについて、このように話している。

「ベンチに彼がいないことが、これほど大きいとは思わなかった。彼がチームを変えたんだよ。僕らは今月を全力で戦わなければいけない。コンテ監督がベンチに戻ってくれば、さらに進めるはずだからね」

その最初となるのが、17日のラツィオ戦だ。だが、何よりもチャンピオンズリーグのチェルシー戦が重要となるだろう。

「ラツィオでも優れた選手の一人が(ミロスラフ・)クローゼだ。あとは(アントニオ・)カンドレーヴァやエルナネスもね。ローテーション? あまり先のことを考えすぎることはできない。チェルシー戦は重要だけど、グループリーグ最終節じゃないから、決定的な一戦ではないんだ」