息をつく間もなく、3日にはトリノでユヴェントス対インテルの一戦が行われる。勝ち点4差に迫るインテルだが、ユーヴェもリーグで49試合連続無敗だ。まだ11月3日だが、スクデット争いに向けても特別な重みのある一戦となり得ることを、ユヴェントスは分かっている。

ユーヴェ守備陣の大黒柱であるDFアンドレア・バルザーリは、ボローニャ戦から一夜明け、インテル戦を2日後に控えた1日、次のように話している。

「インテルは素晴らしいチームだ。今年の彼らは複数の選手が変わったけど、リーダーたちは残っている。3冠達成のときの選手たちもね。良い選手たちを加えたし、とても競争力のあるチームであるのは当然さ。今の彼らはそれを示している」

「インテルには若い指揮官が来た。意欲があって、チームをうまくプレーさせている指揮官だね。彼の選手たちは何かを示したいと願っている。だからこそ、今年のインテルは何かを争いたいと思っているはずだ」

「両チームの哲学がまったく違う? どうだろうね。僕の哲学は明確だ。僕らは常にボールを高く保ち、プレーをつくろうとする。彼らも、3バックになって、ビルドアップする選手たちがいると思うよ。それぞれにそれぞれの動きがある。どうなるかは、ピッチで見てみよう」

「僕らは常にディフェンスラインからプレーをつくろうとする。共鳴したプレーで前線にボールをつなげるためにね。彼らはより個が強く、より多い人数で守ってカウンターをするかもしれない。いずれにしても、前線に優れた選手たちがいる」

インテルのアンドレア・ストラマッチョーニ監督について、バルザーリはこう称えている。

「若い指揮官に投資するという考えは好きだな。正直、多くのクラブがそういう選択をしてほしいと思っている。今は新しく、アイディアがある指揮官たちが必要だからだ。サッカーは変わっているんだよ。特にヨーロッパはね」

「イタリアでは、すべてのチームが攻撃的なサッカーを考えているわけじゃないと思う。こういう新しい指揮官たちは、正しいアイディアを持っていると思うんだ。僕は彼らの台頭に賛成だよ。ストラマッチョーニ監督のことはよく知らない。でもとにかく、指揮を執る意欲があり、学ぶことを望む指揮官だと思う。途中でフォーメーションを変えたこともそれを示しているよ」

「ピッチ上での仕事ぶりという点では、彼と(アントニオ・)コンテ監督は一緒かな。その上で、それぞれの考えがあり、チームにそれを課すんだ」

バルザーリは、インテルがスクデットに値するチームだと見ている。

「重要なチームだからね。まだ序盤だから、土曜の試合が決定的になることはない。でも…。僕らは自分たちの力を分かっている。常に地に足をつけながら、ね。ジョゼ・モウリーニョ監督時代のインテルがやったことと比べれば、今のところ、『支配』という言葉は強すぎると思う」「僕はいつものようにDFをやる準備ができているよ。誰を避けたいか、選べるなら、疑いはない。(ディエゴ・)ミリートだ。彼は完成されたFWで、欧州最高の一人だと考えている。すべてにおいて、とても強いんだ。彼に足りないことはないんだよ。だから、僕は彼がとても怖い選手だと思う」