うやら西岡獲りが大詰めに入っているようだ。FAやメジャー選手の出戻りに関して言うと、過去に失敗事例が多いことも相まって否定的な意見のほうが多い。さらに輪をかけるように条件面での過大評価が批判の的になってしまう。

西岡はメジャーで通用しなかったし大怪我もしている。それにNPBの統一球は未経験ということもあり、獲得しても活躍できるかどうかのリスクは非常に高いとも言える。

がしかし補強とは元来リスクを伴うもの。毎年ドラフトやトレードなどで多くの新しい血が加わるが、その多くは殆ど戦力にならないまま忘れ去られ姿を消していく。昨日戦力外を通告された蕭一傑など、ドラフト1位で多額の投資をしたが4年間で退団になった。これはタイガースに限った話ではない。


金本、城島が退団した状況下、現状の戦力底上げだけに期待して優勝できるとは到底思えない。西岡は28歳で若い。ロッテ時代の実績通りの活躍に期待をかけ獲得に走るのは間違ってはいない。

失敗に終わるかもしれないが、リスクを侵しても動かないとチームは何も変わらない。エラーと同じで補強に失敗はつきもの。寧ろ失敗のほうが多いだろう。ただしその選手がいたおかげで伸びた選手だって必ずいる。日の目は見なかったが退団していく選手も何某かの貢献はしてくれたはずだ。

西岡獲得に手をこまねいていて、もし他球団に先を越され西岡が輝きを取り戻す活躍をしたらそれはそれで叩かれる。あの時なぜ西岡を獲らなかった? と。。。 

今オフに限れば、年齢、実績から言っても西岡が目玉であることに違いはない。否定的な意見を言っていても始まらない。期待をかけるしかないのだ。

問題はその使い方である。西岡獲得に成功し鳥谷残留という前提、さらには現段階での構想としてで話を進めると・・・。

西岡は三塁で起用する方向らしい。先ず外野の3人だが、私が考えていた鳥谷か西岡を外野手として使う気は全くないようなので、現状考えるとレフトにマートン、センターが大和、ライトは新外国人が入ってくることになる。

内野手、新井良太と上本は外すべきではない。今季我慢して使ってきた意味がなくなるわけで、調子を持続できるなら来季も継続して使っていくべきだ。鳥谷と西岡が内野に入ればそれで4人埋まってしまう。新井貴はどうなる?



良太のこのところの守備を見ていると、プロとしてはお粗末なつまらないエラーがかなり目立つようになってきた。良太のエラーは今季12。スローイングはいいが捕球に課題が多い。

三塁手のエラーは堂林が断トツで29、次いで村田の13だが、2人とも三塁手固定でほぼ全試合出場。良太が三塁に固定されたのは7月に入ってから。それでこの数はあまりにも多い。

だが長打率は捨てがたい。良太はチーム200打数以上の選手の中では、ブラゼルの.404をも上回る断トツの.444。   




金本、ブラゼル、城島が退団し長打力不足は深刻だ。守備の弱みを回避し、長打力を活かすには一塁手として起用するのが得策だろう。間違っても良太外野はあり得ない。兄貴浩と一塁のポジションを争うことになるのか。

因みに先ほどの長打率だが、200打数には少し足りないが、上本の長打率は、新井貴、金本、マートンを上回っている。




だが上本にも守りの不安がつきまとう。今日のような併殺での送球はプロのプレーではない。使う側としてはいっぺんに萎えてしまうような送球ミス。一にも二にも練習しかない。




5 西岡
4 上本
6 鳥谷
3 新井良
7 マートン
9 新外国人
8 大和
2 ?


1 投手

あくまで現段階での構想だが、どのポジションも確約されているわけではない。秋季キャンプ、そして横一線からの春季キャンプでポジションを競ってもらいたい。新外国人を蹴落とすくらいの勢いで伊藤隼太の頭角にも期待したい。

個人的な願望は大和がショート。西岡にセンターを守ってもらって鳥谷がサード。鳥谷の打撃力、大和の守備力、この両面でプラス材料に作用すると思う。

もうひとつの大きな課題は捕手陣だがその件はまた改めて。