11日、メイド・イン・チャイナがこれまでの「安かろう悪かろう」から「品質の高いトップブランド」への道を歩み始めている。写真は中国製高級ソファー。

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2012年8月11日、ドイツ紙ディ・ヴェルトによると、メイド・イン・チャイナがこれまでの「安かろう悪かろう」から「品質の高いトップブランド」への道を歩み始めている。13日付で環球時報が伝えた。

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1980年代、中国が西側企業の参入を認めた当初、メイド・イン・チャイナは「大量生産」「低コスト」「低品質」の代名詞だった。その後、中国が驚異的な経済成長を遂げる中で、中国企業は企業規模の大小にかかわらず、イノベーションやオリジナル性、細部に至るこだわりなどを結びつけ、今やそれぞれが自らのブランドを作りつつある。

コンサルティング会社マッキンゼー・アンド・カンパニーは2020年までに中国都市部の平均家庭の可処分所得は2倍になると予想しており、人々の生活の質に対する要求はますます高くなるとみられている。

中国では現在、製品の品質が新たな焦点となっている。ドイツ・プフォルツハイム大学国際ビジネス学科のある教授は「中国の消費者は製品の品質について学び始めており、多くの消費者が品質の良い国内製品を重視している」と話す。4000万人を超えるといわれる中国の中産階級に、西側企業だけでなく、中国企業も照準を定めている。

一方で、中国企業の多くが優れた品質によって国内の消費者を取り込もうと努力しているだけでなく、中国政府が奨励する国際市場への進出を目指している。スポーツ用品大手の李寧や匹克はすでに海外に専売ショップを設け、多くの中国製トラックがウズベキスタンやエジプト、スリランカにまで販売され、海外ユーザーの支持を得ている。

しかし、多くの中国企業が国際市場の要求する品質レベルに達しているわけではない。例えば、中国乗用車メーカーはまだチャンスを伺う段階にあり、品質をさらに高めてから欧州市場へ本格的に参入する方針だという。(翻訳・編集/HA)