電通は8月11日、Twitter Japanの協力を得て、Twitter上での話題の拡散力を測る指標を開発したと発表した。

今回、開発した指標では、つぶやかれた書き込み(ツイート)が、フォロワーを通してTwitter上でどれだけ拡散した可能性があるか、リーチ(到達)とフリークエンシー(接触回数)により把握することを可能にする。

この指標をもとにソーシャルグラフ(Twitter上のユーザ間のフォロー・フォロワー関係)を可視化することで、話題が拡散した背景の分析、一般的なソーシャルリスニング・レポートとして作成された時系列ごとのツイート推移や内容のセンチメント分析などに加え、話題拡散のポテンシャルやその拡散構造も把握できるようになる。

こうした指標を企業が行うキャンペーンや広報活動などに活用してできることとしては、「Twitter上で話題がどれだけ拡散したかを定量的に把握」「インフルエンサーに加え、インフルエンサーに影響を与えているユーザーアカウントの把握」「ユーザーアカウントを核とした話題の拡散構造の可視化」「キャンペーンや広報活動の精緻な効果検証」「Twitterを活用したコミュニケーション施策の高度化」がある。