倉科カナ

 『容疑者Xの献身』『白夜行』『麒麟の翼』など原作、映画ともに大ヒットを記録している国民的作家、東野圭吾。1995年に発売された「怪笑小説」から今年1月に発売された最新刊「歪笑小説」まで、ミステリーの巨匠である彼の知られざる“笑い”のこだわり作品が、満を持してドラマ化される。

 8月1日より配信開始となった第1笑『モテモテ・スプレー』では、濱田岳演じる非モテ男子のタカシが、絶対にモテるという「モテモテ・スプレー」の力を借りて、同僚のアユミを口説こうと奮闘。ヒロインのアユミを演じた倉科カナに、モテるための条件や、本作のテーマである“笑い”について話を聞いた。

――今回出演された『モテモテ・スプレー』の脚本をご覧になった感想は如何でしたか?

倉科:東野圭吾さんといえば、すごくシリアスな印象が強かったんですけど、今回の『モテモテ・スプレー』はすごくポップでコメディタッチで、脚本もすごく分かりやすくて面白かったので、意外でした。

――倉科さんが演じた、あゆみ役と自分自身との共通点や、違いを感じることはありましたか?

倉科:基本は私が演じているので、私の一部ではあるんでしょうけど…。

――ご自身では、自分はどんなタイプだと思いますか?

倉科:自分でも未知の部分が多くて、どういう性格かとか、分からないんですよね。例えば『名前をなくした女神』というドラマで、簡単に言ったら悪い女の子を演じた時に、自分ではすごく明るいと思っていて、あまり嫉妬とか、そういう部分を見ないようにしてきたんだけど、こんなにも人の物を欲しがったり、人への憧れが強かったり、自分と誰かを比較したり、マイナスな気持ちもあったんだなと(笑)。そういう力に動かされて、人って動いたりするんだなと、気付かされました。

――主人公のタカシを演じた、濱田岳さんと共演された印象は如何でしたか?

倉科:岳くんとは、一ヵ月も経たない内に2回も共演させて頂いたんですよ。前回の作品ではあまりお話できなかったんですけど、今回は結構お話する機会があって。岳くんはすごく面白い世界の人なので、もう尊敬の眼差しで、足を引っ張らないように頑張りました(笑)。二人でホテルに行くシーンと、お台場で岳くんがリュックに大きなポンプを背負って、走って追い掛けてくるシーンが特に印象に残ってますね(笑)。

――画面からはなかなか伝わらないけど、撮影で大変だったことはありますか?

倉科:期間が短くて、今年の1月に撮影したんですけど、お台場のシーンが寒かったです(笑)。

――ドラマの中に登場する「モテモテ・スプレー」が実在したら、どうしますか?

倉科:うーん…要らないかも。モテモテ・スプレーは期間限定だから、一回使っちゃうと、時間が経つと効かなくなるじゃないですか。すごく儚い物だから、それよりは自分の実力と努力でモテたいです(笑)。

――倉科さんが考える、“モテるオンナ”の条件とは何ですか?

倉科:おしとやかで、品があって、細くて、可愛らしくて、あまり喋らなくて、女性らしい人。無い物ねだりですよね(笑)。

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