イタリアサッカー連盟検察が26日、規律委員会に対して八百長スキャンダルに関する処分対象者を伝えた。ユヴェントスのアントニオ・コンテ監督、MFシモーネ・ペペ、DFレオナルド・ボヌッチも含まれている。

コンテ監督は2011年5月1日のノヴァーラ対シエナ戦、同29日のアルビーノレッフェ対シエナ戦において、八百長を告発しなかったことを調査されている。「スポーツ上の不正行為」の疑いについて、検察は訴えを続けることは取りやめたようだ。この結果、長期の停止処分とはならないはずだ。コンテ監督は8月2日に規律委員会の聴聞に臨む。

より深刻な状況なのが、ボヌッチだ。同選手はダニエレ・ポルタノーヴァ、アンドレア・マジエッロ、サルヴァトーレ・マジエッロ、アレッサンドロ・パリージ、ニコラ・ベルモンテとともに、2010年5月9日のウディネーゼ対バーリ戦における「スポーツ上の不正行為」を調査されている。当時、ボヌッチはバーリに所属していた。

当時ウディネーゼに所属していたペペも、同じく処分対象となっている。同選手が疑われているのは、コンテ監督と同じく、八百長を告発しなかったことだ。そのほか、2010年5月22日のボローニャ対バーリ戦での八百長疑惑から、当時ボローニャにいたFWマルコ・ディ・ヴァイオも告発をしなかったことを調査されている。

対象とされたクラブの中で最も危険なのが、レッチェとグロッセート。直接の責任を疑われており、降格処分となる怖れもある。シエナは監督責任を問われることとなった。同じく監督責任を問われるのが、ウディネーゼとボローニャ、サンプドリア、トリノ、アルビーノレッフェ、アンコーナ、バーリ、ノヴァーラ、ポルトグアーロ、ヴァレーゼだ。

シエナに降格の怖れはない。だが、勝ち点減点の可能性はある。一方、ペスカーラとダニエレ・セバスティアーニ会長は無罪となった。サンプドリアとトリノもハンディキャップを背負って開幕を迎える怖れがあり、2ポイントから4ポイントの減点となる可能性がある。ウディネーゼに科される可能性があるのは罰金のみだ。