だから『宇宙刑事』も外国から作っていけばいいかもしれない」と語り、「これは私の夢も入っていますが」と最後には大きな構想を明かしていた。

そして話題は、初の単体映画『宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』へ。

大葉は、撮影前に本作の金田監督から「30年前と同じことをやるよ」と告げられたという。

「当時の感覚を身体が覚えていました。

ただ、サポーターは入れさせてもらいましたけどね。

次の日も筋肉痛で……」と大葉がはにかむと、「翌日でるのは若いらしいですよ」と叶がすかさずフォローして笑いを誘う。

残念ながら10月の新作に叶は出演しないが「なんで出演させてくれなかったんだろう……でも、自分が出演していなくても、すごくうれしい。

また30年後とはいわず、ずっと続くといいなと思います」と今後のシリーズ化を熱望。

「敵側でも、鳥がでてきて声だけでもいいから!」と”ギャバン愛”はつきない様子だった。

本作のタイトルには「30年目の再会」とあるが、本日の収録を昨日会ったかのような雰囲気と表現した大葉は、最後に「約70分、いろんなものがふんだんに盛り込まれています。

ぜひご家族で楽しんでいただきたいと思います」とファンへメッセージ。

叶も「20年、30年……ファンの方も色々な人生を送ってきたと思います。

(本作を見れば)もう一度ピュアな気持ちに戻れるはずです。

私も今日戻りましたので(笑)そして、それぞれの新たな人生を歩んでいければいいな。

本作はそういう作品だと思います」と作品をアピールしていた。

『宇宙刑事ギャバン』は、1982年〜83年に放送され、『宇宙刑事シリーズ』三部作の第1弾、それを含む『メタルヒーロー』シリーズの第1弾作品にあたる。

放送当時、極めて高い特撮映像のクオリティ、SF性、ライブアクション、物語のスケール、躍動感ある劇判など、すべての点において画期的な作品として、大きな注目を集めていた。

今年1月に公開された映画『海賊戦隊ゴーカイジャー VS 宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』はVS シリーズ最高の全国52万人の大ヒット、さらに先週には初の単体映画『宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』が今年10月に公開されることも発表され、まさに今年は「ギャバン旋風」吹き荒れる記念すべき年となる。

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