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 「ついに“その日”が来てしまった、とスタッフは相当落ち込んでいます」(プロダクション関係者)

 NHKは6月20日、放送総局長が定例会見を行い“松ケン”こと松山ケンイチ主演の大河ドラマ『平清盛』について、ロンドン五輪男子マラソンの中継と重なる8月12日を休止し、翌週に放送すると発表した。
 「また、7月29日は柔道女子52キロ級、男子66キロ級の予選の中継と重なるため1時間遅れの午後9時から放送することも合わせて発表されました。全50回を放送することに変更はないといいますが、こうなったのは、全て低視聴率のせいです」(芸能記者)

 同局が'96年以降、大河ドラマの放送を休止したのは5例ほどある。
 今回のほか、総選挙と重なった'96年10月の『秀吉』、高橋尚子が金メダルを獲得したマラソン(シドニー五輪)を録画放送した'00年9月の『葵〜徳川三代〜』、サッカー・日韓W杯決勝戦を放送した'02年6月の『利家とまつ〜加賀百万石物語〜』、東日本大震災の影響を受けた昨年3月の『江』のケースなどだ。
 「『平清盛』の視聴率は、スタート当初から低迷。6月3日の放送回では関西地区で9.2%(関東地区・11.0%)と、“1桁”を記録してしまいました」(ドラマ制作スタッフ)

 この結果、一気に苦境に立たされてしまったのが松ケンだ。
 「今後は松ケンの出番を極力減らし、源義朝を演じている玉木宏をメーンにしていこうなんて意見が出ているほどで、もう松ケンはダメのレッテルを貼られてしまいました。ほかのテレビ局も、そう思い始めているようです」(芸能記者)

 実際、松山主演のドラマの企画に“待った”がかかっているという。
 「フジテレビがつかこうへい原作・脚本の『蒲田行進曲』を松ケン主演で連ドラ化しようとしていましたが、現在は宙に浮いているようです。フジは『家族のうた』の大コケもあったし、もう危ない橋は渡りたくないようです」(芸能関係者)

 そんな松山を取り巻く現状にブチ切れているのが妻の小雪(35)だという。
 「休止を決めたNHKと松ケンの両方にです。体形、体調も戻り、秋から本格的に仕事復帰を考えていますが、亭主の体たらくに『ひと肌どころか、ふた肌脱がなきゃいけないっ!!』と、カリカリしている」(同)

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