女優ケイティ・ホームズとの超ラブラブであったはずの3度目の結婚も、5年で終わりを迎えた俳優のトム・クルーズ。彼と10年間も夫婦生活を送った先の妻、ニコール・キッドマンは今、トムの離婚報道をどのような気持ちで見ているのか。

結婚にバツが多いセレブについては、どうしてもその履歴が気になる。このほど、妻で女優のケイティ・ホームズ(33)に離婚を突き付けられたトム・クルーズ(50)も例外ではない、3度目の結婚にも失敗したのだ。まずはトムのその華麗なる履歴をご紹介したい。

最初の結婚は、1987年に6歳年上の女優ミミ・ロジャースとであった。彼女がトムを新興宗教「サイエントロジー」に導いた人物である。だが結婚3年目、1990年に離婚となる。原因は『デイズ・オブ・サンダー(1990年)』の撮影中に共演女優のニコール・キッドマンと恋に落ちてしまったためであった。トムとニコールとは同じ年に再婚し、子供が出来にくい体質だといい、夫妻はイザベラちゃん、コナー君の2人を養子として迎えた。

だがトムは、結婚11年目の2001年にニコールと離婚。彼の心は『バニラ・スカイ(2001年)』で共演した女優、ペネロペ・クルスにすっかり夢中になっていた。しかしペネロペとの熱愛も2004年には破局し、そこからしばらく彼の女性関係は不明。そして2005年にケイティ・ホームズと交際をスタートさせ、2006年にはスリちゃんが誕生して挙式。トムはトーク番組で実子の誕生について、狂ったようにソファで飛び跳ねてその喜びを表現していた。

さて、長くなってしまったがここからが本題。前妻ニコール・キッドマンは今、トムの離婚報道に何を思っているのであろう。多くのメディアが彼女にマイクを向けたいと必死なのだが、実は全く彼女の姿を捉えることが出来ずにいる。メディアの取材攻勢を恐れての雲隠れに違いない。そこで彼女に親しい人物は、芸能情報ニュース『FOX411』のコラム“Pop Tarts”にこう語っている。

「ニコールはトムの今回の離婚の件について、絶対に口を開きませんよ。自分のプライバシーを守りたいのでしょう。今ではトムと会話することもあまりないようですしね。それにしばらくは友人との接触も避けたいと言っています。メディアに告げ口する人は必ず出てきますからね。」

言葉は悪いが、ミミ・ロジャースからトムを奪ったものの、続いてはペネロペにトムを奪われ、メディアからは“養子の世話を全くしないダメ母だった”と叩かれ、ひどい自己嫌悪と落ち込みの中でニコールはトムと離婚した。多くを語りたがらないのは当然であろう。

だがその人物は、「ある程度トムの離婚問題が落ち着いたら、ニコールはタイミングを見計らって、トムに慰めの言葉をかけてあげると思いますよ」とも語る。ニコールはその後カントリー歌手キース・アーバンと再婚し、可愛い娘2人を育てる幸せな暮らしを手に入れている。人生はこうやって転じ、努力とともに築き上げられていくもの。今の彼女なら、トムの良き慰め役を買って出る心の余裕も十分にありそうだ。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)