サッカー選手としてのFWマリオ・バロテッリの成長ぶりは、EURO2012で世界が目にした。だが今回、元恋人のラッファエッラ・フィーコさんは、マリオが人としても成長しなければいけないと明かしたのである。なぜなら、彼には父親になるという最も難しいテストが待っているからだ。

フィーコさんは週刊誌『Chi』のインタビューで、「ドイツ戦の前日、マリオに連絡したの」と明かした。妊娠を告げたときの様子について、フィーコさんはこのように話している。

「彼にはこう言ったの。『親になるという私たちの夢を覚えている? その夢が現実になるわ。私、妊娠しているの。あなたの子供よ』。最初、彼は黙っていたわ。それから、『世界で最高のニュースを知らせてくれた』って言ってくれたの。そして次の日、彼はピッチで2ゴールを決めたのよ」

バロテッリの人生にとって、大きなターニングポイントとなるだろう。だが、まずは2人の関係を修復しなければいけない。4月29日にバロテッリとフィーコさんは破局している。

「マリオと私は今、関係を立て直そうとしているところよ。きっと、代理人のミーノ・ライオラは私のことが好きじゃないでしょう。でも、マリオがどれだけ私を愛しているか、そして私がどれだけ彼を愛しているか、私は知っている。遊びが好きな父親になるでしょうね。そして甘くて愛情たっぷりの、素晴らしい人生のパートナーになるはずよ」

「クリスマスのとき、彼は『結婚して子供をつくろう』って言ってくれたの。私は受け入れていたわ。それからああいうことがあった。今は、男の子か女の子か、判別を待っているところよ。彼は男の子がいいでしょうけどね。それから、名前も決めないと。私が確実に知っているのは、バロテッリという苗字を誇るはずということだけよ」

「妊娠が分かったのは5月中旬よ。ずっと遅れていたんだけど、妊娠しているとは思わなかった。薬局で妊娠検査薬を買って、それで分かったの。でも、母と兄弟にしか言わなかったわ。私にお金は必要ない。それに、大きくなったときに、子供に直接会えないかもしれない。真実は、この子は私たち2人が望んでいた子ということよ」