トム・クルーズの妻子、私立探偵チームに付け回される。

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だからトム・クルーズは今、“自分を何様かと勘違いしているダメ男”などと叩かれてしまうのだ。離婚を決めた妻ケイティ・ホームズと娘スリちゃんの動向を把握すべく、トムが私立探偵を雇って見張らせていることが発覚した。

プライベートジェットもリムジンもヘリも、何でも電話一本で自由自在に調達できるハリウッドスターのトム・クルーズ。私立探偵を雇うくらい朝飯前であろう。トム、あるいは彼の信仰する「サイエントロジー教団」は今、離婚を決めた彼の妻、ケイティ・ホームズの動きを監視しているようだ。

6月30日に撮影されたこの写真の白いSUVはキャデラックのエスカレード。この車と黒のメルセデスSUVに分乗した私立探偵と思われるチームが、一家が拠点としていたニューヨーク・チェルシーは7番街の超高級アパートメントの前に、1週間ほど前から不自然な駐車を続けていたためだ。

全員40〜50代でブルーがかったカーキ色のシャツを着用、警察官上がりのベテラン揃いといった風貌の探偵たち(写真左上)。彼らの目的は、離婚報道で押し寄せるパパラッチやメディアを監視するためではなく、トムの妻ケイティと娘スリちゃんが外出するとその後をつけ回し、パパラッチさながらにシャッターを切り、ビデオを回す。2人の引っ越し先はすでに決まっていたことを先にこちらでもお伝えしたが、同様の情報がトムの耳に入り、慌てた彼は探偵を雇ってそれを調べさせようとでも思ったのか。

芸能情報サイト『TMZ.com』によれば、ケイティは離婚を決めてからのここ数週間ほど、幾度も「サイエントロジー教団」による“回し者”に付け回されて怖い思いをしていたというが、この私立探偵チームについては、米紙『NY・デイリーニューズ』の取材に教団側が「断じて私たちではありません」と回答している。

私立探偵というのは高い報酬と引き換えに、調査対象者にも周囲にも気づかれないよう、調査は実にコッソリとやらなければならない。それなのにパパラッチや芸能メディアに感付かれるとは、何とも情けない話である。いや、トムには苦笑で片づけられる話ではない。スリちゃんの親権をめぐる裁判になった際、ケイティ側から「コソコソと監視されて不気味でした」と言われたら完全にアウトであろう。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)