トム・クルーズとケイティ・ホームズという、本来もっとラブラブでも良かったはずのハリウッドカップルが破局した。彼らが抱えていた大きな問題のひとつに、信教の違いがあったと言われているが…。

ご存じの通り、「サイエントロジー」を信仰してやまない俳優のトム・クルーズ(49)。一方で、敬虔なカトリック信者の家庭で育ち、その系列のお嬢様スクールで学んだ女優のケイティ・ホームズ(33)。成長する愛娘を間に挟んで、信教の問題で対立するくらいなら、2人の結婚は最初から無理だったとの声が高まっている。

新興宗教の「サイエントロジー」は自己啓発の色が大変強い。ここの教義に従えば、6歳になったスリちゃんには行わなければならない課題が色々とあるようだ。だがケイティが娘にそれを実践させようとせず、甘やかしてばかりなのはご承知の通り。仕事上あまり自宅に戻れないトムが、そんな妻子にイライラしていたというのも想像に難くない。

このようなことを受け、芸能情報サイト『TMZ.com』がちょっと興味深いWEBアンケートを行っている。参加者は約20万人という段階であるが、人種や信教の異なる男女が恋愛結婚することも当然ある米国の人々が、今回の2人の破局をどのように見ているかよく分かる内容になっている。

■この破局、そもそもあなたはどちらに味方したい?
ケイティ(9割)
トム(1割)

■トムはまた誰かと再婚しそう?
する(9割)
しない(1割)

■トムが娘を「サイエントロジー」色に染めることは
良くない(9割)
トムの勝手(1割)

■スリちゃんは10年もすると
無宗教の若者になる(6割)
母にならってカトリック信者になる(3割)
ガチなサイエントロジストに成長する(1割)

■宗教の違う者同士が結婚して家族を築くことは
大いに問題が発生する(8割)
まったく問題なし(2割)

トムとの結婚で「サイエントロジー」に改宗し、娘の学校を同教団系の「New Village Leadership Academy」に決めるなど、精一杯夫の考えに従って来たケイティ。彼女に高い評価と同情が集まっていることは、一目瞭然である。なお「トムはどのような人物?」の問いに、9割以上の人々が「自分を偉いと思い込んでいるダメ男」と回答したことも一応添えておきたい。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)