19日、イギリスの新聞デイリー・メールは、ある日本人男性がGoogle社を告訴したと報じた。

Googleには検索フォームに文字を入れると、文字を自動で補足し、関連キーワードを表示する「自動完成機能」(auto-complete)があり、今回行われた告訴の内容とは、ここに自分の名前を入れると自動的に犯罪用語が関連付けられたというもの。

匿名となっている男性は、数年前仕事を失ったことや再就職に困難を感じていることに、この事実が関連していると主張している。今年初旬、東京地方裁判所はGoogleに対し、男性の名前にそういった言葉が自動完成されないよう判決を出したが、Google側は、日本の法律の適用外であることを理由に拒否していた。

記事のコメント欄には「Googleは法を無視してやりたい放題だ」「結局アメリカの法だけ従うってことか」などの批判とともに多くのユーザーから「自分の名前でググったけど…」という報告が寄せられ、「今ググったが何も出なかった。よかった」「私の名前でぐぐって驚いた。Facebookはもちろん、私の情報がたくさん出ている」「アメリカの宣教師オラール・ロバートで検索して何が出てくるかみてみろ」「8番目の検索結果に僕の彼女の名前が、9番目に妻の名前が出てる。これは大変だ!」「今自分の名前でぐぐって自分が俳優であり、拉致され、湾岸戦争に参戦した少佐であり、女性であったことが分かった」など様々な事例が目立った。

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