ネットジャパン、重複排除を追加したHyper-V向けバックアップ製品

写真拡大

ネットジャパンは6月7日、Hyper-V向けに特化したバックアップソリューションの新バージョン「ActiveImage Protector 3.5 for Hyper-V with ReZoom」の出荷を開始した。

本製品は、Hyper-Vホストをイメージングバックアップするツールで、すべての仮想マシンを含んだホスト全体のバックアップができる。

今回新しく搭載された「重複排除圧縮機能」は、バックアップ時にデータブロックの重複を排除する機能で、ボリュームやディスクをバックアップ時にインラインで重複排除圧縮したイメージファイルの作成が可能となる。

重複データが大量にあるHyper-V仮想環境で製品を使えば、それらの重複部分を効率的に排除できる。

これにより、イメージファイルの圧縮率は劇的に高くなり、保存先の消費容量を大幅に節約する。

また、重複排除圧縮使用時でもバックアップ速度も従来から大きく変わることはないという。

また、同社が開発した独自の技術「ReZoom機能」を使えば、Hyper-Vホスト全体のバックアップイメージから必要な仮想マシンのみを選択してリストアできる。

イメージファイルから複数の仮想マシンを同時にリストアする際に、仮想マシンごとに復元先のフォルダを選択する「マルチプルディスティネーションReZoom」機能も追加。

また、バックアップイメージを複製するレプリケーション機能の保存先として、WebDAVに対応したオンラインストレージを選択できるようになった。

製品のライセンス価格は、前バージョンと同額となり、9月30日まで発売記念キャンペーン価格が適用され、1ライセンスあたり14万8,000円。