“日本版EMINEM”ヒップホップ界の頂点が問題作のイメージ楽曲で参戦

　2001年9月11日に発生したアメリカ同時多発テロは世界中に衝撃を与えたが、首謀者であるウサマ・ビン・ラディンは昨年5月、パキスタン国内にて米海軍特殊部隊「NAVYSEALS」によって暗殺された。6月22日には、NAVYSEALSの全面協力のもと、現役兵士が出演し、作戦や最新鋭の兵器や技術など、すべてが本物という前代未聞の戦闘アクション映画『ネイビーシールズ』が全国公開。映画で撮影されたのは初となる巡航ミサイル原子力潜水艦は海軍が誇る最も価値のある戦力の一つで、本作のリアルさのあまり米国国防総省ペンタゴンに政治家たちから「国家機密をバラしすぎだ！」と抗議の声が相次いだ。

　全米では今年2月に原題『ACT OF VALOR（勇気ある行動）』として公開され、瞬く間に1位を獲得。同作のイメージソングには、今年8月に東京と大阪で実に9年ぶりとなる来日公演が決定しており、2010年に全米で年間アルバム・セールス第1位を記録したEMINEMの『リカバリー』収録曲「Not Afraid」が起用された。そして、6月22日の日本公開に向けて、日本のヒップホップ界の頂点に君臨し続け、本作の持つテーマ“勇気”に共鳴したZeebraが、日本版イメージソングとなる「I Do It」を書き下ろした。

　Zeebraは私生活で過去に離婚を経験しており、現在は4人の子供の父親として、彼の語る生き様や大切な家族の話は様々なメディアで取り上げられると共に、多くの人々から支持を集めている。プロのアーティストとして、夫として、父親として、“男”の真の姿を見せ続けるZeebraは、戦場へ赴き、命懸けで家族や国を守る現役ネイビーシールズ隊員の姿と重なり、今回のタイアップが実現した。

　イメージ楽曲「I Do It」は、6月15日より放送されるTVスポット（15秒、30秒）にて使用。6月23日に渋谷Halemにて行われるリリースパーティで披露予定。6月20日からは、4月より全世界180カ国で放映中のNKH WORLD「J-MELO」のエンディングテーマ曲「Mr. Miyagi」と共に、着うた(R)・着うたフル(R)で2曲同時配信が決まっている。

Zeebra　コメント
色々なモノを背負いながらも覚悟を決めて我が道を行く、そんな心情をサビにまとめてみました。まぁ、自分もそんなようなもんなんで、バースはいつもながらのストレートヒップホップです。色々と細かい挑戦をして2012年らしい楽曲になりました。

Zeebra　プロフィール
今や伝説と化したヒップホップグループ「KING GIDDRA」(95年デビュー)のフロントマンとして名を馳せたZeebra。早くからその才能を開花させ、日本語におけるラップを新たな次元へと引き上げ、ヒップホップ・シーンの拡大に貢献した立役者。97年のソロ・デビューから常にトップの座に君臨し続け、常に上のレベルを追求する姿勢に共感を覚えるリスナーも数知れない。その音楽性の高さや技術、スマートなスタイルと存在感により、男女を問わずリスナーの間でカリスマ的存在となっている。2010年よりAriola Japanに移籍。昨年、最新アルバムを2in1パッケージした「Black World / White Heat」を発表。

・映画『ネイビーシールズ』公式サイト
・Zeebra 公式サイト