ドンク(本社・兵庫県神戸市)は6月1日から1カ月、料理研究家でフードコーディネーターとしても活躍する寺田真二郎氏の監修で、全国126店舗のベーカリー「ドンク」で「わがままベーカリー」を展開する。

写真拡大

 ドンク(本社・兵庫県神戸市)は6月1日から1カ月、料理研究家でフードコーディネーターとしても活躍する寺田真二郎氏の監修で、全国126店舗のベーカリー「ドンク」で「わがままベーカリー」を展開する。家族を思う忙しいママの「あったらいいな」を込めた「わがままパン」を販売する。

 「食事の準備は楽にしたい」、「でも、家族には安心なものを食べさせたい」という「ママのわがまま」を応援するためのプロジェクト。寺田氏の監修のもと、プロフェッショナル中のプロフェッショナルであるドンクのパン職人が、「こだわりのライ麦粉」を使って、オリジナルの「わがままパン」を開発した。

 ライ麦は小麦よりも食物繊維(せんい)が豊富で、ライ麦パンには独特の酸味がある。ライ麦パン本来のうま味をだれでも手軽に味わえるように、「わがままパン」6種類を作り出した。

 腹持ちがよく、子どもの朝食にぴったりな「コーンとポテトとベーコンのくいしんぼうパン」、お父さんのビールのつまみにもおすすめの「ソーセージのごきげんブレッド」など、家族の食卓を豊かにしたいとの願いを込めた商品だ。

 ドンク(DONQ)は1905年の創業。パン食の習慣がほとんどなかった当時から、日本のパン業界をリードしつづけてきた。日本におけるフランスパン普及にも大きく貢献した。パン生地を粉から仕込んだ後には冷凍保存などをせずにそのまま焼き上げる「スクラッチ」製法を採用し、時間と手間を惜しまず常に最高品質のパンを提供することにこだわっている。

 写真は29日に行われたドンク「出張わがままベーカリー」イベントの一枚。右から寺田真二郎さん、ドンク生産本部・商品研究担当の矢澤央さん、タレントの豊田エリーさん。(編集担当:鈴木秀明)