【動画】「男=犬?」韓国の年上女が年下男を手なずける曲が物議に

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韓国の「男性連帯」という市民団体が、男性を見下す内容を含んでいるとして、同国で人気の女性歌手ペク・ジヨンの新曲に対し販売中止を求めていることが分かった。

男性連帯は23日、ホームページでソウル中央地裁に21日に提出した申請文「ペク・ジヨン『グッボーイ』音源流通禁止仮処分申請」を公開した。

申請文には、「グッボーイ」には女が年下の男を手なずける内容が含まれており、その関係がまるで犬とその飼い主のようだと指摘。「男性を見下している」と批判した。

実際、曲中には男性が女性に逆らう様子を「ほえる」「飼い主をかむ」といった歌詞で表現している。また、ミュージックビデオには、黒い犬を連れた女性が登場。その様子が「言うことをよく聞く犬のような設定」になっているという。

男性連帯は、「表現の自由を主張する人もいるだろう。だが、果たして(曲中で設定されている)男女の位置が変わっても、表現の自由といえるだろうか? 男性だけが犬という設定を、あなたの思考方法は犬野郎だ」と主張した。

現在、男性連帯のホームページには「確かに。男性を見下す歌は禁止してほしい」「歌詞がちょっと刺激的すぎるかも」「歌手は良いのに…歌詞が問題だ」などさまざまな意見が書き込まれている。

下の動画は、ペク・ジヨンの新曲『グッボーイ』のミュージックビデオ。男性連帯が主張しているように、映像中には女性に連れられて歩く従順そうな黒い犬が登場する。



参照:文化日報
参照:男性連帯

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