中国北京市の首都精神文明建設委員会弁公室が4月23日に始まった北京車展(北京モーターショー)の主催団体に対して、「一部の出展ブースにおける一部のコンパニオンの衣服が過度に露出過多」として、「厳粛に批判」したことが分かった。(イメージ画像:CNSPHOTO)

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 中国北京市の首都精神文明建設委員会弁公室が4月23日に始まった北京車展(北京モーターショー)の主催団体に対して、「一部の出展ブースにおける一部のコンパニオンの衣服が露出過剰」として、「厳粛に批判」したことが分かった。中国新聞社などが報じた。

■「モーターショー」に関する写真

 同イベントは中国機械工業連合会、中国機械工業集団公司、中国国際貿易促進委員会、中国汽車工業協会(自動車工業協会)が連合して主催。上海モーターショーと並んで、中国を代表するモーターショーだ。

 首都精神文明建設委員会弁公室は、一部コンパニオンの衣服が露出過多であることと、「一部の者がチャンスに乗じて低俗な形式で煽(あお)りたて、社会によくない影響を与えている」などと批判した。同弁公室は「即刻の改善」を要求した。

 主催者側は、「即刻の改善」に応じ、「モーターショーは自動車業界の最新技術を紹介するだけでなく、その過程を通じて精神文明をあらわし、良好な社会建設を促進する。低俗な活動をする場所であってはならない」、「(今回の指摘を)戒(いまし)めとして、似たような事態の発生を途絶する」と表明した。

 写真は一般開放前の22日に撮影した、北京モーターショーのコンパニオン。(編集担当:如月隼人)