今、ノリにノッてる馬券名人ふたりが登場!混戦模様の牡馬クラシック第1弾・皐月賞、長谷川氏とみなみちゃんの予想は?

写真拡大

 本命不在の大混戦となった今年の牡馬クラシック第1弾、皐月賞。難解レースを予想するのは、3月25日のWIN5で1000万馬券を的中させた競馬キャスターの長谷川雄啓氏と、昨年の回収率が380%という松中みなみちゃん。さて、ふたりの予想は?

     *     *     *

――まずは皐月賞のポイントを。

【長谷川】皐月賞って、実はけっこう荒れるレースなんです。過去10年を見ても、1番人気は3勝2着2回、2番人気は0勝2着1回、3番人気は1勝2着0回。とにかく上位人気馬が不振で、馬連万馬券が10年で5回も出ています。その要因ですが、ひとつは3歳の若駒のレースであること。そして、中山の芝2000mというのがマギレの多い個性的なコースだということ。なので、人気馬を過信するのは危険なんです。

【みなみ】皐月賞が行なわれるのは中山の最終週なので、馬場が相当荒れていると私は見ています。キレ味勝負の差し馬には厳しいレースになるので、前で競馬ができる馬に注目したいですね。

――では、予想をお願いします!

【みなみ】私の本命はグランデッツァです。不良馬場を苦にしないところは、今の荒れた中山では心強いし、栗東の所属ながら中山で重賞を勝っているように、輸送も問題ありません。直線の坂も大丈夫だし、先行抜け出しでいい競馬ができるんじゃないかなと思います。鞍上(あんじょう)がデムーロ騎手に代わったのもプラス材料です。

【長谷川】下馬評では、今年の皐月賞はグランデッツァとワールドエースの一騎打ちとされています。強いのは認めますが、前々走のラジオNIKKEI杯2歳Sで、直線でいったん先頭に立ちながら差されたのが気になります。やはり良績が千八(センハチ)に集まっていることを考えると、2000mは少し長いのかも。そこで、上位人気馬が不振のレースという意味からも、ボクが本命に推したいのはコスモオオゾラです。

【みなみ】お〜!

【長谷川】過去10年を見ると、連対馬のすべてがトライアル組なんですね。3着馬も共同通信杯から2頭、京成杯から1頭だけなので、ここは素直にトライアル組を信じたい。そのなかでも、弥生賞を勝ったコスモオオゾラは、ここまで芝2000mのレースは3戦3勝と距離適性は抜群。特に前走の走りは圧巻で、中山芝2000mの巧者ぶりを存分に発揮しました。充実の騎乗を見せる柴田大知騎手の思い切った手綱さばきにも期待して、ココは迷わず本命です!

――まあ、前走は強かったけど、前々走の共同通信杯はいいとこナシの5着。あれはどう見てる?

【長谷川】共同通信杯は、左回りの1800mという、本番とまったく違うレースなんですね。ですから度外視していいと思います。

【みなみ】実は、私の対抗がこの馬なんです。不良馬場が得意だし、前で競馬ができるのも強み。あと、コスモの馬に乗る柴田大知騎手って、けっこう連に絡んでるんですよ。侮れない一頭だと思います。

【長谷川】ボクは対抗にワールドエース。正直、ダービーはこの馬だと思ってるんですよ。ものすごい脚を持っていますから。ただ、関東圏での競馬は今回が初めてだし、中山の芝が合うかも未知数。3着はハズさないだろうと思いますが、差して届かずの可能性もあるので少し印を落としました。

【みなみ】ワールドエースは少頭数でモマれずにここまできたイメージがあるんですね。今回は18頭立てだし、内枠を引いた場合に馬群がさばけず、差しきれないこともありそうなので△にしました。

――では、馬券的な妙味たっぷりの爆穴馬を教えてください。【長谷川】実は、かなり面白そうな馬を見つけたんですよ。それが逃げ馬のメイショウカドマツです。関西馬なのに、昨年末の葉牡丹賞から4戦続けて中山の芝2000mを使ってきました。これは完全に皐月賞を意識した使い方です。