【ネタバレもありの徹底解明コラム】まる子の父・ひろしの職業が判明!?
 マイナビニュースの「本音ランキング」で「永遠の美声!! 声優が代わってほしくないキャラ」というアンケートをとったところ、女性編の1位に『ちびまる子ちゃん』のさくらももこが選ばれた。その際、読者から「まるちゃんのお父さんって、なんの仕事をしているの?」という疑問が寄せられた。言われてみれば、1986年に少女マンガ雑誌『りぼん』8月号に初登場してから25年以上、我々はひろしが働いているところを見たことがない。今回は、その謎をズバッと解決してみよう!





 「フン。めんどくせえ、日曜日は日頃の疲れをとるために1日中、寝てる日と決まってるんだ。『寝て曜日』ってな」。これは、『ちびまる子ちゃん大図鑑』(扶桑社刊 定価:1,200円[税別])に納められている、父・ひろしの名言。これによると彼は、平日は「何か」疲れることをしているらしい。普通に考えれば仕事ということになるが、いかんせん我々はひろしの職業を知らない。ということで、まずは彼のプロフィールを確認するために『ちびまる子ちゃん』の公式サイトをチェックしてみた。しかし、そこには性格から趣味、好きな食べ物まで書かれているというのに、仕事に関することは一切ふれられていないのだ。つまり、ヒロシの職業は公式には発表されていないということになる。





 働いている様子がないのに家族5人を養えているということは……もしかしかたら、ひろしは宝くじに当たったのかも!?という仮説を立て、調査を続けた。すると、アニメシリーズの2期(1995年〜現在)第792話に『宝くじを当てるぞ!』という回が。しかしながら、まる子の口車にのって母・すみれが購入した宝くじはハズレ。ひろしが持っていたものは1万円が当たっていたのだが、それは残念ながら呑み友だちのヤマちゃんから預かった宝くじだった。真実を知らずに当選したと思い込んだお母さんは、「こんなときくらい!」と贅沢にも牛肉を購入し、夜ごはんをすき焼きに。さくら家の収支は、宝くじによりプラスどころか、むしろマイナスになっていたのだ……。





 疑問解決につながる金脈を探し、次は、さくらももこのほかの作品も調査対象にしてみた。すると、エッセイマンガ『ひとりずもう』(小学館文庫刊 定価:500円[税込み])の中で、作者の父親が青果店を営んでいたのだ。『ちびまる子ちゃん』は、さくらももこの子ども時代の体験がベースとなった半自伝的な作品。つまり、ひろしの職業は青果店店主だったのだ! だが、我々の知っているまる子の家は、店を営んでいるような造りではない。どうやらこれは、「ごく普通の家庭として描きたかった」という作者の意図によるものらしい。きっと、このこだわりによってヒロシの職業を描きにくくなってしまったのだろう。しかし、「世の中、命にかかわること以外、どうでもいいことばっかじゃねぇかよ」(アニメシリーズの1期第97話『まる子、みんなにばかにされる』より)なんて名言を放つほど、心の広い(もしくは、いいかげんな)ひろしにとって、こんな細かいことはどうでもいいことに違いない!





 文・中野文香(C-side)





※読者アンケート

調査時期:2012年1月13日〜1月18日

調査対象:マイナビ ニュース会員

調査数:男女603名

調査方法:インターネットログイン式アンケート