テレビ東京の大橋未歩アナ(33)が、新著「逃げない力」(PHP)を上梓した。これまで語られることのなかった女子アナの苦労や葛藤について赤裸々に明かしているのである。



 大橋アナといえば、これまでも殿堂入りするほどの「下ネタ女王」として、女子アナ界に君臨してきた。だが、その仕事やプライベートでの悩みや挫折などについて、ここまで語ったのは初めてだろう。中でも、サービス精神旺盛な彼女が、グラビアに挑戦したくだりは衝撃的だ。

〈グラビア誌に掲載された写真は、まるで私が裸で撮られているような写真が掲載されていたんです(中略)何か特別なものを失った気がして、トイレの個室に入って鍵を閉めてワンワン泣きました〉

 このグラビアは05年に大橋アナがレギュラー出演していた「やりすぎコージー」の企画の中で実現したもの。司会の今田耕司と東野幸治がセクシーに大橋アナをプロデュースするという内容だったが、これにかなりショックを受けたというのだ。

 女子アナウオッチャーが語る。

「グラビアの中で、彼女がいたく傷ついたのは、3ページ目に掲載された上半身のアップのショットのことですね。彼女は、肩もあらわなドレスを着ていて撮影に臨んでいるんですが、該当ページでは、肩から上の顔のアップで、完全にヌードに見える。他のページを見れば、ヌードでないのは一目瞭然なのですが、そのカットだけ見ると、確かに過激に見えますよ」

 しかも、アイドル女子アナの苦労は、これだけにとどまらなかった。番組内で「コマネチ」ポーズを披露したかと思えば、「極嬢ヂカラ」では、性生活までをあっけらかんと話すことも。

〈結局、「極嬢ヂカラ」でも、私が「他の出演者の方々の会話が盛り上がるきっかけになれば」と思って口にした過激な発言が衆目を集め、週刊誌など様々な形で取り上げられることになるのですが、負のエネルギーを栄養にして、それを受け入れる術も身に付けつつあります〉

 まさに人妻女子アナの今後に期待、と言えよう。

「4月からは、早稲田大学の大学院に通うなど、今の彼女はもっぱら女子アナよりも外での活動に興味が向いている。著書の中でもスランプの時にファイナンシャルプランナーの試験を受けていたことを告白していましたが、今後は裏方の番組制作にも興味津々。昨年にはフリーアナへのオファーも断り、最後まで会社に骨をうずめるつもりのようです」(芸能記者)

 活動の幅を広げる大橋アナだからこそ、リベンジのグラビアを見てみたい気もするが‥‥。