元イングランド代表監督のファビオ・カペッロ氏が、自らの過去の栄光を振り返り、「私はミランで素晴らしい日々を過ごした。最も長く働き、多くの友人と出会ったクラブだ。シルヴィオ・ベルルスコーニとは特別な絆がある」と語った。そのカペッロ氏は、現在のセリエAにおけるミランの状況について、このように話している。

「非常に重要な時期にあるね。この段階になると、追いかけるのはより難しくなるからだ。ミランは自分たちの力に対する自覚を手にした。私には気迫が感じられる。ロンドンでのアーセナル戦を除いて、ね。ただ、4−0という結果を受け、チームが集中を維持するのは難しいことなんだ」

ミランFWズラタン・イブラヒモビッチは、ユヴェントス時代にカペッロ氏がイタリアへ連れてきた。

「あらゆる瞬間に違いをつくれる選手だ。彼が望めば、抑えることはできない。パワーとクオリティーがある。普通、フェノーメノ(怪物)は大きくないんだが、彼は身長も高く、機敏で、素晴らしいテクニックも持ち合わせている。彼のような選手を見つけるのは難しいことだ」

「(マルコ・)ファン・バステンのレベルに達した? 彼はよりゴールのために生きていた。イブラがたまに我を失うのは、より何かを見せたいと思うからだ。技術的には同じだが、イブラはよりビッグプレーを狙う。そこに、バルカンのルーツがうかがえるね」

ユヴェントスについてのコメントも避けられない。カペッロ氏は「私は誰にもアドバイスをしない。彼らが報道管制を敷くと決めたなら、理由があるのだろう」と話した。また、自身の去就については、インテルとのコンタクトを否定している。

「ロンドンで(マッシモ・)モラッティ会長と会った? とんでもない嘘だよ。彼が行くレストランの近くに私が住んでいるからだろうが、インテルでの未来は100%の確率で除外しておく」

レアル・マドリーFWクリスティアーノ・ロナウドのミラン移籍についても同じようだ。

「ベルルスコーニ、そしてイタリアサッカー界にとっての夢だと思う。希望はないよ。彼のことも、(リオネル・)メッシのこともね。彼らのクラブはよりリッチで、より多くを持っている」