マルセイユ戦に臨むインテル 長友はベンチスタートか
インテルは13日、チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦セカンドレグでマルセイユをホームに迎える。12日の午前練習でピネティーナにいなかったDFマイコンも、スタメンに名を連ねるようだ。
クラウディオ・ラニエリ監督は4-3-1-2で臨むと見られる。先発はジュリオ・セーザルに加え、守備ラインは右からマイコン、ルシオ、ワルテル・サムエル、そしておそらくはハビエル・サネッティとなるだろう。
中盤はアンドレア・ポーリとデヤン・スタンコビッチ、エステバン・カンビアッソの3枚。攻撃陣はトップ下にヴェスレイ・スナイデルが入り、ディエゴ・ミリートとディエゴ・フォルランが2トップ。フォルランはジャンパオロ・パッツィーニとのポジション争いで有利と見られる。
スタンコビッチは12日の会見で、次のように話している。
「キエーヴォ戦でのパフォーマンスを経て、僕らは自信を感じている。簡単な試合じゃないことは分かっているよ。マルセイユはグループリーグで、ホームよりアウェーで勝ち点を挙げているからね。でも、僕らはハートを熱くし、冷静を保たなければいけない。試合をコントロールするんだ。ゴールはどんな瞬間でも決まり得る」
「ラニエリ監督と問題はない。彼のような指揮官をリスペクトしないはずがないだろう? まったく問題はないよ。シーズンで最も重要なマルセイユとの試合のことだけを考えている」
「これだけの連敗は経験したことがなかった。8試合で7敗だよ。黒星が続くと自信を失う。サッカーボールがゴルフボールになるんだ。だからこそ、PKを失敗した上で勝利したキエーヴォ戦は大きかったんだよ」
マルセイユのディディエ・デシャン監督も難しいシーズンを過ごしている。
「でも、僕らは過去を考えたくはない。今の自分が調子よく、重要な試合をプレーできるということを考えたいんだ。200%の調子だよ。プレーするのが待ち遠しい」