2006年のスクデットをめぐるユヴェントスの闘いは、まだ終わっていない。ユーヴェは10日、ローマの高等裁判所に対し、この件に関して「決定権なし」とした国立スポーツ裁判所の判決に対する異議を申し立てた。06年のスクデットはユヴェントスが獲得したものの、不正スキャンダル「カルチョーポリ」の発覚ではく奪。イタリアサッカー連盟はこの年のタイトルをインテルに授与している。

一方、今季のユヴェントスはセリエAで首位に立っており、ジュゼッペ・マロッタGM(ゼネラルマネジャー)は10日、アントニオ・コンテ監督やチームの懸命な仕事の功績だと話している。

ユヴェントスはセリエA前半戦とコッパ・イタリア準決勝ファーストレグでミランを下した。ミランより強くなったと感じているだろうか?

「今の我々はあらゆる予想を上回っているというところだね。1年半前に(アンドレア・)アニェッリ会長が就任してから、クラブやテクニカルスタッフ、チームは抜本的に改革されたからだ。09-10シーズンを戦った選手は、24名のうち5名しかいない。これは、我々が大きな困難に立ち向かってきたということを意味している」

「今の我々があるのは、コンテ監督の功績が大きい。彼はこのグループをマネジメントしており、懸命に仕事をしている。我々は満足しているし、十分に落ち着いて前を見据えているよ」

また、マロッタGMはミランFWズラタン・イブラヒモビッチをめぐる騒動について、「それは私が判断することではない。スポーツにおける健全なライバル関係というコンセプト以外、騒動を起こすことは望んでいない。そういったことに首を突っ込みたくはないと思っている」と語った。イブラヒモビッチはコッパ・イタリア準決勝ファーストレグで、ユーヴェGKマルコ・ストラーリを軽く叩いたのではないかと騒がれている。イブラヒモビッチはリーグ戦で3試合の出場停止処分中で、このままではセリエAのユヴェントス戦に出場できなくなり、ミランは異議を申し立てているところだ。だが、コッパでの騒動が判決に影響を及ぼす可能性も指摘されている。