米国のブログ「bradmaloney.wordpress」では、日本に滞在中の米国人男性が日米の生活の違いについて語っている。

 筆者は訪日前に、日本に関する多くの本を読み、日米文化の違いに関する授業もとり、ある程度の知識があったと自負している。しかし、実際に日本で生活して、かなり異なる点があることに戸惑ったと振り返っている。

 筆者はまず、家に入る前に玄関で靴を脱ぐ必要があることを挙げており、家に限らず、学校やほかの公的な場所、時にはレストランでも靴を脱ぐことを要求されるのに驚いたと語っている。これは最初に混乱する日本の習慣だが、すぐに慣れるだろうと伝えている。

 次に日本でのコンビニの存在の重要さについて語っている。とても便利で、たいていのことはコンビニで済ますことができる。コンビニはどこにでもあり、全般的なチケット類や日用品など、生活に必要な基本的な品物を購入できるし、ATMや写真のプリントも可能だと語っており、高く評価している様子がうかがえる。

 筆者が最もカルチャーショックを受けたのは、洗濯を外で干すことだったという。米国では洗濯物は乾燥機で乾かし、外干しは行わないことが多い。筆者は、洗濯乾燥機は日本ではあまり重宝されておらず、一般的に外干しするため、米国より時間がかかると不満げに語っている。また、日本では太陽が洗濯物を殺菌してくれるといわれているが、外に干した女性用下着は盗難されることもあると記している。

 筆者は他国に行って、習慣の違いに驚かされることは良くあることだし、生活する上で慣れてくるが、長期間滞在してもどうしても慣れない習慣もあると語っている。筆者にとってそれは乾燥機で、日本でも乾燥機で乾かすことが習慣化してくれることを願っていると締めくくっている。(編集担当:田島波留・山口幸治)