「鉄道テーマ検定」ロゴマーク

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日本鉄道テーマ検定実行委員会は、日本初の本格的な鉄道検定「鉄道テーマ検定」の第1回を、2012年5月13日に東京・大阪・名古屋で実施する。

テーマは「新幹線」

「ブルートレイン」「機関車」など、毎回出題テーマが設定され、事前に用意された公式テキストで取り上げられた内容が中心の問題(全100問)が出題される。

記念すべき第1回のテーマは「新幹線」。1964年10月1日に東海道新幹線が開業してから約半世紀を経て、路線は鹿児島から青森までつながったが、2014年に金沢、2015年には青函トンネルを潜り、函館までの開業も予定され、現在でも発展を続けている。

想定問題としては、

「東海道、山陽新幹線としては、唯一100系のみにあった設備は?」
「営業最高速度270kmの300系『のぞみ』の登場で東京〜新大阪の所要時間は2時間30分になりました。では、東海道新幹線開業当初の所要時間は?」

などがある(実際は4択)。

実施される級は、初級レベルの3級と中級レベルの2級(併願可能)で、合格基準は、3級が60問以上の正答、2級が70問以上の正答となっている。出題形式は、マークシート4者択一方式。受験料は、3級5500円、2級5800円、併願1万円。

今後開催される各テーマの1級を、5テーマ以上合格した人には、申請により「鉄道検定マスター」の称号とピンバッジなどの特典が予定されている。