GIGAZINE編集部ではガジェットのレビュー記事を作成する際の撮影は記者が自分で行なっています。そのため、構図決めからライティングはもとより、映り込みのコントロールやシャッターの操作などを1人で行なう場合がほとんど。特にタブレットやスマホなどの撮影をする際には画面に蛍光灯から人の顔まであらゆるものが容赦なく映り込んでくるので、黒い板などでそれを遮りつつ撮影をします。そのため、被写体のまわりであちらこちらにと板をかざしながら、動きまわりつつ最適なポイントを探すのですが、画面からジャマなものが消えたに瞬間に限ってシャッターに手が届かないことが多々あります。

そんな訳で、カメラ本体から離れた場所からでもシャッターが切れるリモコン(レリーズ)が欲しい、と思って見つけて来たのが「Twin1 R4C(税込み1万1130円)」。カメラに受信機を差し込んでおくだけで、100メートル先からでも赤外線通信でシャッターが切れるということなので、購入して撮影に使ってみることにしました。

パッケージはこんな感じ。開けるときに力がいるのですが、あまりきばり過ぎると「ガバァッ」と一気に開いて中身が飛んで行くので注意して下さい。


対応機種は以下の通り。リストにはありませんが、パナソニックの「GH2」「GX1」でも作動しました。


ソニー製など上記のリストに無いカメラで動作する製品もVelbon社のサイトでは販売されているので「Twin1 R4C」が対応していないカメラを使っている人はそちらを確認して下さい。


内容物はリモコン、受信機のほかに電池や有線で使うためのコード、紛失防止用のストラップなどです。


リモコン部は23A型12Vで駆動で約5000回のシャッターが切れます。


受信機はCR2032 3V電池を使用し、約120時間の連続使用が可能。


突起部を含まない本体の大きさは10円玉よりふた回り大きい程度。


リモコン部分も非常にコンパクトで重量も約26グラムと軽量なので持ち歩きもラク。


ボタンも小ぶりですが、半押しでピント合わせをしたあとシャッターを切れるので機能的にはカメラ本体と同等。


受信機をカメラに挿すとこんな感じ。出っ張りが大きいので引っかけて壊さないように注意が必要です。


◆実際の使用例

「iPad」を撮影する際に映り込みが気になるので・・・・・・


板を使って光を遮りつつ、逆の手に持ったリモコンでシャッターを切ります。


下側の映り込みが消えてました。実際にはもっと大きな板を使ったり無理な姿勢で光を遮ることがあるので、その様な場合には無理な体勢でシャッターを切るためにはさらにリモコンの重要性が上がります。


説明書によれば100メートル離れた場所からでもシャッターが切れるそうですが、さすがに屋内での撮影で100メートルも離れることはないので部屋の端からから試したところ、問題なく使えました。。距離にしておよそ10メートルくらいですが、これ以上の距離が必要になるのは野生動物の撮影などの場合のみ。屋内での利用では十分すぎるほど遠くから使えます。


実際にリモコンでシャッターを切っている様子は以下のムービーで確認できます。

「Twin1 R4C」実機レビュー - YouTube


あらかじめダイヤルをムービーモードに設定しておけば、ムービー撮影もリモコンで開始・停止が行なえます。


メーカーの対応機種リストには載っていないパナソニックの「GX1」でもご覧のようにちゃんと使えました。


リモコンは底部のスイッチを切り替えてシャッターを押しっぱなしにすればライトとしても使用可能。


上記の様な感じで実際にテスト撮影をしてみたところ、無線で操作できるので手ブレの影響は全くなく好きな角度から被写体を確認しつつシャッターを押せるのは思った以上に便利。シャッターボタンに指が届く位置からしか撮影できないと、撮影によほど慣れていない場合では構図やライティングが単調になってしまいがちですが、自由に動きながら被写体を眺められると意外な発見があるもの。自宅スタジオなどを使ってこだわりの撮影を楽しみたい人にとっては上記のようなメリット以外にも、シャッターを押すことによる手ぶれを激減させることができるため、これまで以上のクオリティの作品が撮れるようになるはずです。

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