脱水症状のとき水だけを飲むと症状が悪化することを知らなかった人、全体の58.5%

写真拡大

今年の風邪は例年より症状が長引く傾向があるという。

風邪をこじらせると、危ないのが「脱水症状」だ。ところが調査会社マイボイスコム(東京・千代田区)の調べによると、その場合の水分補給の方法について、多くの人が間違った認識を持っていることが明らかになった。

風邪ひきの時、「水」「お茶」飲む人多いが…

調査は2011年に「風邪」「ノロウイルスなどの感染性胃腸炎」「インフルエンザ」などにかかった経験のある大人と、小学生以下の子どもがかかった親、それぞれ300人を対象に2011年12月16日〜19日にかけて行われた。

これによると大人、子どもを持つ親ともに風邪をひいた場合は7割近くが「水分をいつもより多く摂取する」。飲み物は「水」「お茶」「スポーツ飲料」が中心で、特に大人では水・お茶がそれぞれ67%、68%で上位を占めた。

脱水症状時、水のみはNG!

しかし風邪による脱水症状、特に口の中や口の周りの粘膜が乾燥するタイプの場合、水だけを飲んでは体内の塩分や電解質などが薄まりかえって悪化につながる。この事実は全体の58.5%が知らず、重要さと裏腹な「水分補給」への認識の低さが浮き彫りになった。

そんな中、一般より意識が高い傾向があったのが、子を持つ母親だ。風邪が脱水症状を引き起こすことを90.0%が理解し、また水分・電解質補給に適した「経口補水液」の認知度も46.7%で全体平均より10ポイント以上高い。利用経験者も比較的多く、17.4%だった。