「放射能と原発のこれから」

写真拡大

原発問題で一躍有名になった武田邦彦・中部大学教授が2012年1月1日、KKベストセラーズから「放射能と原発のこれから」(定価1155円)を出す。

「武田先生、放射能って怖いものなのですか」「どうすれば放射能から身を守れますか」
「なぜ日本は原発をやめないのですか」
「自然エネルギーは地球にやさしいですか」

こうした中高生の素朴な疑問にひとつひとつ武田先生が答える構成になっている。いわば、武田教授による「白熱教室」だ。

本の中には、都内の私立女子高校生100人による「原発アンケート」結果も掲載されている。これがなかなか興味深い。

「福島原発事故の実態についてメディアの報道はきちんとなされていると思いますか」いう問いには、「全然されてない」「あまりされてない」が91%。

「政府の説明はきちんとされていると思いますか」については99%が「されてない」。

「原子力の専門家という人の説明は信用できると思いますか」には、「できない」が59%にのぼった。

この結果には、さすがに武田教授もびっくりしたようだ。

「若い頃の私は、教科書やテレビが伝えることは正しいことだと信じていました。だから『石油・石炭はすぐになくなる』というのを真に受けて一生懸命、勉強をして原子力発電所をやらないといけないと思ってこの道に進んだのです」「しかし、いま考えるとそれは『錯覚』でした。みなさんは私のような後悔をすることなく、ぜひ自分の頭で考え、判断し、『錯覚』することなく、素晴らしい日本の未来を作っていただきたいと思います」と結んでいる。